究極の渇き=遭難
恒例のみんなのお題徘徊で気になったやつ。
ですって。面白いですね。
このお題の最大のポイントはただの「喉が渇いている時に」じゃなくて「究極に喉が渇いている時に」なところでしょう。
ハイドロポンプですら威力110とか120で強いのに、究極技であるハイドロカノンなんて威力150ですからね。いいですか、究極ってのはそういうことですよ。
やっぱりそんな極限で渇いている瞬間を僕みたいな凡夫が思い浮かべるとどうしても砂漠になってしまいますね。サハラ砂漠あたりで水源を探しているシチュエーション。
で、遠くにオアシスを発見するんですよ。水だ!俺は助かったんだ!とか言ってもう超歓喜。最後の力を振り絞って走り、近づくとそれが蜃気楼だったことに気づくんです。絶望。そして倒れる。もう……ダメだ。
うん、これが究極ですね。きっとみんな同じじゃないだろうか。これ以上の究極があったら教えてくれ。
でも正直砂漠の妄想なんて日本人には馴染みがなさすぎて難しいです。結局飲み物までたどり着けずに死んでしまったし。
もっと想像しやすいところだとやっぱり山になるのかなー。山で遭難。
歩き回って喉はカラカラ。持ってきたアクエリアスもとっくになくなった。脱水症状だろうか、頭はボーッとしてきている。そんなシチュエーション。
そんな極限状態で飲みたい飲み物。もちろん湧き水ですよね。あれは最高だぜ。
山の湧き水は実質ドリンクバー
喉がカラカラ状態で山中をさまよい歩いていたら目の前にこんこんと流れる湧き水を発見。多分俺は泣く。泣いて喜ぶ。
そしてひとしきり水を飲んだ後は冷静になってまた泣く。どうやって帰るねんこれって。でも隣に水あるし泣きたい放題。せめて涙だけでも下流に届け。
今回は「究極に喉が渇いている時に飲みたい飲み物」というお題だったので、湧き水という回答になりましたが、山中の湧き水ってロマン異常にありますよね。
正直なところ僕、究極に喉が渇いていなくとも全然ガブ飲みしますもん。ペットボトルで飲料水を持ってきていても、それはそれで置いておいて湧き水があればそちらを飲む。そして半月後くらいに(あの水ピロリ菌大丈夫だったかな…)って心配になる。
この写真は新潟県の粟ヶ岳に友人と行った時のものです。
石碑に「水場あり」と書いてあったときは心が踊りましたね。見てください。友人がバックパックに差してあるペットボトルのことも忘れて岩肌から水をすすっていますよ。
当然僕もガブガブ直飲みしました。写真が見つからなかったけど。
うん、山の湧き水は実質ドリンクバーですわ。楽しいんだこれが。顔に浴びながら飲むことだって出来るんだから。
ちなみにこの天然のドリバーに夢中になっていた友人は、この時ヒルによって足の血をチューチュー吸われていました。ヒルは「湧き水に夢中になっている人間は実質ドリンクバーやで」と笑っていたに違いありません。
お題の話に戻りましょう。
平時でも湧き水はテンション上がるんだから、究極に喉が渇いているときはとんでもないレベルで嬉しいでしょうね。嬉ションするかもしれません。でも大丈夫、湧き水が実質ドリンクバーだからね。届け!下流に…いや、やめておこう。
おじーでした。