オリーブの丘に行きたかった
イタリア料理のファミレスといえば、サイゼリヤがやっぱり人気ですけど、サイゼリヤにライバルになるポテンシャルを持っているのがゼンショーグループの『オリーブの丘』だと噂で聞いていました。すき家やはま寿司のグループですね。
コンセプトを見てもかなりサイゼリヤに近い気がします。
美食の国・イタリアのおいしいものを
たくさん集めました。
素材を生かした、シンプルな料理は、
毎日食べても、毎日おいしく、毎日うれしい!
毎日食べても飽きないってのはサイゼリヤが考える『美味しさ』の基準ですからね。毎日食べられる味、価格ってのが両者に共通している点なので、ライバルって言われるんでしょうね。
そんなオリーブの丘、初めて行ってきました。まだあんまり店舗数は多くないファミレスだと思いますが、なんと狭山市にあったのです。
しかもサイゼリヤとほぼ隣のような位置関係で。やだ、この通り絶対バチバチじゃないですか。家電量販店じゃないんだから。
オリーブの丘 狭山富士見店
オリーブの丘は外食業界最大手のゼンショー系列だけあって、かなりIT化が進んでいましたね。
店に入るとタッチパネルで人数等を選択し、席に案内されるというシステム。
そしてメニューと注文については、アナログとデジタルのハイブリッドでした。
メニューについては紙のものを見て、そこに書いてある商品番号を席に備え付けのタブレットから入力してオーダーするというシステム。
ガストや大戸屋だとタブレットでメニューの写真や情報が見れるようになっていますが、こういった番号だけを送信するパターンは初めて見た。
システムのことはわかりませんが、この方がデータの更新が楽なんでしょうかね。
そしてなんか内装がオシャレだった。
壁面に大きなパネルと色んなエンブレムが飾ってありました。
なんだこれ?イタリアだからセリエAのチームとかかな。って思ったんですけど、これらはイタリアの州旗なんですって。えー、デザインおもしろー!って思った後、日本には県旗とかあるのかな?って気になりました。
あぁ!これか埼玉県は!いや、もしかしたら47都道府県で一番かっこいいんじゃないか?埼玉県のいいところは県旗ですって今後から言おう。
脱線してしまいました。
食べたものたち
メニューを見て、タブレットから色々と注文しましたが、たしかに安い。そして前菜なんかのバリエーションの豊富さが凄い。丸ごとカマンベールチーズのアヒージョとか字面だけでかなりテンションがあがります。
うにクリーム(リッチョディマーレ)
パスタはトマトソースが一番の推しっぽかったんですけど、僕には知らない文字列を見ると食べたくなるって悪い習性があります。カチョエペペのときもやられました。
今回はリッチョディマーレですよ。まぁうにクリームって答えが書いてあったんですけどね。
リッチョディマーレ。そんな響きにつられて今日はこれです。
うに使っているのに594円とかなりの低価格。さすがオリーブの丘。噂通りのコスパですね。
味としてはまさにうまッ!って感じではなく、うん、なかなかイケるね。価格を考えればこりゃいいや。っていうサイゼリヤと同じやつ。
でも次はモッツァトマトにしようかな。イカスミも気になる。
ピッツァ・ガーリックベーコン
ピザも色々とありました。その中で今回選んだのがガーリックベーコン。539円。
生地は薄くてパリッとしているので、わりと軽めにバクバク食べられるピザですね。
サイズ小さめのサイドピッツァなんてのもあったけど、男ならばパスタ・ピザ余裕です。炭水化物やばいけど。
具もけっこうたくさんで満足度は高いですね。美味かった。
オリーブの丘プリン
せっかくだからデザートも食べようってことで、メニュー見ていたんですが、スキレットパン・プディング~キャラメリゼ~(ジェラートのせ) なんというまた凄い注文したくなる商品があったんですが、パスタ・ピザでカロリーを大量摂取しているところにデザートでパンはやりすぎかということで、プリンにしました。店の名前を背負ったプリン。こちらが319円。
出てきた瞬間に写真で見たものとクリームの角の立ち具合がまったく違って思わず笑ってしまいましたが、店で作っています感が出てむしろ良いのかもしれない。
いわゆるイタリアンプリンって感じの硬めのプリンで実に美味しかったですね。
楽しかったオリーブの丘
初めて行ったオリーブの丘。コスパ良いイタリアンレストランということでサイゼリヤと比べられがちです。
たしかにサイゼリヤを意識したようなメニューもけっこう見られたので仕方ないかなって感じですけど、たしかにこれはどっちの店も楽しいですね。
オリーブの丘はサイゼより基本的に少しずつ高いけど、メニューは断然豊富で華やかだし、値段を気にせず選べる楽しみがすごいですね。あと内装が良かった。
対するサイゼはさすがのコスパはどこにも真似できないなと再確認できたし、アレンジの楽しみがありますからね。なるほど、各店色々と努力してるよなーと思います。
どっちにしろパスタとピザが中心になって基本炭水化物を多くとりがちになるので、低価格帯イタリアンはお腹周りに注意が必要だなと思います。
おじーでした。