おじ語り

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マリオってルッキズムの対極にいるよな

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マリオの映画が流行っているらしい

なんか全世界でマリオの映画がめちゃくちゃ流行っているらしいですね。

どんくらい凄いってあのディズニーの『アナと雪の女王』を超えるくらいってんだからマジで凄いですよ。あの頃異常でしたもんね。映画館に歌いに行こうぜ!みたいな新しい人類が生まれていたじゃないですか。マジで恐かったですよね。

いや、嬉しい限りだな。やっぱり日本はゲームですね。ピカチュウも映画化、ソニックも映画化、マリオも映画化。みんなヒットでしょ。

でもマリオのなにが凄いってピカチュウやソニックと違ってオッサンのところですよね。

マリオこそルッキズムの対極にいる

ピカチュウは超かわいいじゃないですか。ソニックは超クールじゃないですか。そしてマリオは低身長、体型丸めのヒゲオヤジ。これですよ。しかも事あるごとにマンマミーア!とか言いますからね。日本語に訳せばおかぁちゃん!でしょ。どんなヒーロ像やねんと。

これが全世界で人気なんですからね。明らかなバグですよ。

職業は配管工らしいですね。そもそもアクションゲームの主人公に職業が設定されていること自体レアな気がする。海外ドラマなんか観ていると配管工のイケメンみたいな人たまに出てきますけど、だいたいマッチョなんです。マリオみたいな小太りじゃないですよ。

先程はマリオの人気がアナ雪を超える勢いだと言いましたが、ディズニーって今凄いややこしくなっているじゃないですか。いろんなしがらみで雁字搦めになっちゃって。

見た目の差別をやめよう。人種の差別をやめよう。性の差別をやめよう。

そういう方向性での制作は企業の自由だし、ミッション背負ってやっているんだから全然良いと思うんですけど、受け取る側もまた自由ですもんね。僕なんかはだいぶ説教臭いなって感じるからあんまり観たくないし、同じように感じる人も多んじゃないかなと思います。

根っからFF信者ですからね。物語の主人公は現実には絶対に存在しないレベルのイケメンなのが一番しっくりくるんです。

その点マリオは良い。見た目がどうだのいうことは一切考えなくていい。

大事なのは人を助けるために強大な敵が構える溶岩だらけの城に単身飛び込んでいくその勇気と人間離れしたジャンプ力だってことを僕らに教えてくれる。そりゃピーチ姫もメロメロよ。マンマミーア。

やはりマリオはルッキズムの対極にいるな。

おじーでした。