おじ語り

思い立ったら色々書く。

鬼嫁にかかればいつだって旦那外

鬼嫁を持つ友人の話

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僕には鬼嫁を持つ友人がいます。彼と奥さんの話がいつも面白いんですよ。

彼はいつも奥さんに虐げられている。

家事をすればなにかと文句をつけられ、家事をしなければ使えないとなじられ。

残業をすれば文句をつけられ、家にいると邪魔と言われ。

奥さんの出費についてなにか口出ししようものなら、お前がもっと稼いでこないのが悪いと男のプライド全無視の最強NGワードを頂戴しているようです。

しかも面白いのは彼は大企業務めの東京都区内のマンションに住むという、一般的には裕福寄りのステータス持ちなこと。

でも家族や夫婦というのはそんなことは関係ないんですね、基本的には閉じられたコミュニティ。

全ては個対個、主観対主観の問題になり、当人たちがそう思えばそれが正解になっちゃうという世界です。

僕や友人たちもあんまり彼が不憫なので、もうちょっと夫婦の話し合いを冷静にした方がいいんじゃないか?とよく外から半分面白がってコメントをするのですが、彼はいつも「言ってもしょうがないから」で飲み込んでしまう。そして俺はモヤッとする。

鬼嫁は度重なる人格否定であらかじめ旦那の牙を抜くのです。うーむ、これが流行りの血鬼術ってやつですか。

 

福は家、鬼は外

本来家というのは、外で一生懸命働いてきた人、勉強してきた人、クタクタになるまで遊んできた人、誰もが帰ればホッと安らげる場所であるのが理想ですよね。

ハウスメーカーの素敵なCMを観るとあぁ家っていいな、俺も早く欲しいなとかみんな思うんじゃないですか?多分。

かえりた〜い♪かえりた〜い♪って歌いながら帰るのが健全です。

家で心が休まらなかったらどこで心の休息をとろうか。

節分では、「福は家、鬼は外」とみんなで楽しく豆をまくのが定番ですが、それも家を家族の平和な場にしたいという願いの込められた行事。豆を投げているのがそもそも鬼嫁だったらもう旦那の逃げ場がないんですよ。

豆が勢いよく自分に向かって飛んでくることだって大いにあり得る。

既に家は鬼に占拠されている。そんな恐怖と彼はどう戦っているのか。

旦那は一人飲み常連になる

彼は仕事終わりによく一人飲みをします。仕事終わったら吉野家やサイゼリヤ、日高屋あたりで飲んでから帰るんですよね。

これは家に帰ってお酒飲むと怒られるからでもあり、もっと言えば家より吉野家の方が心が休まるからなんですよ。まぁ、これは僕の想像でしかありませんが。

あぁ、今日も疲れたな。家に帰るとどうせ怒鳴られるだろうからちょっと飲んでから帰るか。

こんな悲しいことがあるでしょうか。一人暮らしをしていた頃なら真っ裸でベッドに横たわりながらビールも好きなだけこぼせただろうに。

 

鬼嫁にかかればいつだって旦那外

日本でも昔「亭主元気で留守が良い」なんて言葉が流行ったそうですね。

きっと家にお金を入れてくれれば、いない方が好きなことが出来て気楽だ的な意味で言われていたのでしょう。

でも鬼嫁とその旦那はその域を大きく脱していますよ。奥さんが怖くて家に帰りたくないんですから。

「亭主元気で留守が良い」どころか「くそ、亭主いないと殴れへん」くらいのことは言うかもしれません。

はてなブログの今週のお題は「鬼」。節分シーズンなので僕も「鬼は外、福は家」から考えてみました。

鬼嫁にかかればいつだって旦那外。実に面白い。

しかし、たまに聞こえてくる彼の愚痴を聞いていると、なんで結婚したんだろう。なんで別れないんだろう。と凡人である僕らは不思議に思うのですが、そんな気配はまったくないんですよね。

鬼嫁にはなにかとてつもない秘密の魅力が隠されているのかもしれません。そんな恐ろしい扉は絶対に開きたくないですが。

もしくはなんだかんだ上手いこといっているのでしょうか。僕が愚痴だっと思って聞いていたのも実はノロケだったのかもしれない。

聞いてくれ、昨日も罵倒されたよ。(すっごくゾクゾクした!)みたいな。

よし、今度真意を聞いてみよう。

鬼嫁を持つ友人の話。

おじーでした。

今週のお題「鬼」