Zoffのブルーライトカットレンズに対するコメント
先日、日本眼科学会等が発表した『小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見』に関して思うところを書きました。
この投稿にはコメントも頂きまして、僕と同様にブルーライトカットのメガネを愛用しているよ!という方も多いことがわかりました。
また、メーカー側の見解も聞きたいとの声もあったのですが、僕の愛するZoffがホームページに見解を発表していました!
内容はこんな感じ。
①子供に太陽光が良いのは俺らも知ってらぁ!
②寝る前にブルーライト爛々のデジタル端末使用すると体内時計が狂うこともあるだろう。
そういった時にかけて貰えればいいんじゃない?
③今回の学会の発表は子供が必要以上にかけることに対してだよね。
的な内容でした。
うーむ、ちょっと苦しいですが、きちんと発表を受け、謙虚な内容になっているなって感じです。
やっぱり一番気になるのは、学会の発表ではブルーライトカットは眼精疲労に効果が無いと言っていました。
そこについては一切の反論をしなかったことですね。
これは暗に眼精疲労軽減は期待しないでねと認めたと言っても良いんではないでしょうか。
改めてブルーライトカットレンズの説明ページを見るとたしかに「眼精疲労に効果がある」とは一言も書いていないんですね。
PCに長く向かう人におすすめ!的なことは書いてあるけど。
ライバルのJINSはと言うと、ブルーライトの説明でもっと踏み込んでいました。
「身体への影響が懸念される」とか「子どもたちの眼への影響は深刻」とかいう文を書いています。
JINS SCREEN ブルーライトが眼に及ぼす影響 | JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)
ページの構成を見ると、どちらかと言うとZoffよりもJINSの書いている内容に対して言っているのかなって印象です。
なるほど!わかりました!
結局ね、買った人がどう思うかなんですよ。
身も蓋もない話ですが。
モニタの輝度を下げるのと似た効果
ブルーライトカット50%カットのメガネをかけて、PC作業を行っていると画面からの眩しさってのは感じないんです。
ディスプレイの設定を変えないと輝度が高い状態で、煌々と光るんですね。
これは眩しいから見ていると目が疲れます。
そこでブルーライトカットメガネをかけるとこの光をカットしてくれるので、眩しさが軽減されるから疲れない気がするんですよ。
ただ、同じことはディスプレイの設定を変えればできちゃう。
輝度を下げれば良いだけです。
よく画面上の白が現実のコピー用紙と同じくらいの色に見えるぐらいに設定するのが良いって言われますね。
この設定をするのは間違いない。
じゃあブルーライトカットメガネはどうするか。
なんとなく安心だからかけたっていい。
幸いZoffはブルーライトカットレンズも価格が変わりませんから、試してみたっていいですよね。
今後ブルーライトカットレンズはどうなるか
ただ、ブルーライトレンズ0円はZoffの強みでしたが、今後はどうでしょうか。
別にいらんやろって思う人が増えてもおかしくない。
そしたらですよ!
またJINSとの比較になりますが、JINSのレンズは標準が『薄型非球面レンズ』なんですよ。
レンズが薄く、視界の歪みが少ないという特徴の。
対するZoffは薄型非球面レンズがオプションなんです。
しかも5,500円とかかかる。もう一本メガネが買えてしまいます。
ブルーライトカット標準のメリットが薄れてきたら、次なる強みをZoffには提供してもらいたい。
別にJINSと合わせなくてもいいと思うんですけどね。
買いたい!って思う商品作りをよろしくお願いします。
おじーでした。