小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見
4月14日付で、日本眼科学会や日本眼科医会等が連名で『小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見』を発表しました。
発表された文章を読むと、
①太陽光に普通に含まれているブルーライトを過度に恐れるのはおかしい
②子供の場合は太陽光が成長にいい影響を与えるのに、ブルーライトカットしてその効果を落とすことになりかねん
③アメリカの一流科学雑誌でブルーライトカットレンズは眼精疲労に全く効果が無いと掲載されている
④昼は明るいのが当たり前、ブルーライトカットする意味が分からない
的な内容が書かれていました。
うーん、やめーや。
こちとら「仕事に趣味に目を酷使する時代!今こそブルーライト50%カットレンズを!」とか言って記事の投稿までしてるんだぞ。
くっそ恥ずかしくなってしまうじゃないか。
水素水!とかマイナスイオン!とか言うと「やーいやーい、似非科学やーい」とバカにされるように、僕も陽の光にさらされる度に皆に「おい、外だぞ、早くブルーライトカットしろよ」とか言われるようになってしまうのでしょうか。
そんな人生は嫌だ。
でもお医者さんが言っているんです。素人に反論の余地はありません。
それでも僕は買ってしまったブルーライトカットメガネを使い続けたい。
ならば心無いいじりに反論する準備をするくらいは必要でしょう。
なぜブルーライトカットメガネをかけるのか
まず今回の発表で誤解してはいけないのは、「ブルーライトカットレンズは悪い」と言っているのではない点です。
「成長段階にある子供にかけさせるのは悪影響が考えられる」という発表なのです。
理由は太陽光が成長に良いから。
逆に言えば、もう成長しきった成人男性が自分の判断でかけることには学会も医師会も何も文句はないはずです。
つまり大人は「いや、わかってるよ。わかってるけど俺は好きでかけてんねん」って言うことが出来ればいいわけです。
いったいなんで僕は見えない敵と戦っているのでしょうか。
まぶしがり屋設定をする
ブルーライトカットレンズはその名の通り、光をカットするレンズです。
これをかけるのが当然のキャラ付けが自分にできれば、周りから「あぁ、この人はブルーライトカットのメガネが必要だわ」となるでしょう。
では僕がやることはひとつ。
口癖を「まぶしいねん」にすること。
ブルーライトカットメガネをかけている時はパッチリと目を開け、ハキハキと喋る。
ひとたびメガネを外せば眉間にしわを寄せ、「いや、まぶしいねん。」
こんな奴誰もバカにしてきませんよね。面と向かっては。
まずそういう方向性のキャラクターで行くということが1つ。
でも今回の発表を読んだ性格の悪い人は、「せっかく光で体内時計は整えられるのに、ブルーライトカットなんて愚かな行為では?」とか言ってくるはずです。
クリアレンズのメガネをクイッとしつつ。
そっちの対策もせねばならん。
プロフェッショナル設定をする
光が体内時計を正常にするというのは有名な話。
たしかにその効果をブルーライトカットで弱めるのはもったいない気もします。
でもブルーライトカットメガネを使い続けるためにこれの反論も用意しなくてはなりません。
ここはプロフェッショナル路線でいきましょう。
こんな感じです。
「たかしくん、体内時計を整えるために、ブルーライトカットはやめた方がいいんでないかね?」
「いえ、僕は家帰ったらすぐに寝て明日に備えるのです。そのためにはこのブルーライトカット効果で体内時計を調整することが肝要なのです。」
うーむ、プロフェッショナル。
体内時計を勝手に光に整えられてなるものか。俺の時計は俺が調整する。
そんな男らしさまで感じるかもしれません。
お前がなんちゃらお前のオールを任せるなです。
ブルーライトカット対策はばっちり
日本眼科学会の発表を受けて、世の中的にもブルーライトカットレンズはいかがなものかという風潮になっていくのでしょうか。
僕のように目のことを考えてブルーライトカットのメガネを買った人は多いことでしょう。
ただ、せっかく買って愛用しているメガネも「ブルーライトカットなんて意味ないんやで?」と言われてちょっと悲しい思いをすることも今後あるかもしれません。
そしたら、メガネ外して「うわっ!まぶしっ!」と言いつつ、メガネ着けて「さぁ体内時計の調整だ!」と呟けば、今後ともそのお気に入りメガネは活躍できることでしょう。
世知辛い世の中になっても共に頑張りましょう。
おじーでした。