隣家から侵入してくるツタ
家を建てる時には家の裏の敷地との境界にフェンスを立てました。
最近そのフェンスに絡まってくるツタの量が尋常じゃないんですよね。せっかく庭を手入れして小綺麗にしていても、奥の方では邪悪な風貌のツタでマレフィセントの森化していたらあっという間に残念さが漂ってしまいます。もう現実逃避したい。眠れる森の俺。
これは放置したらアカン!とりあえず裏のお家の人を先日捕まえて、こっちに侵入してきた分はカットしてもええか!?ということで許可を取ったんですけどね。もう一歩懐に飛び込んで除草剤まかせてくれって言うべきだったと後悔しています。
美容室だったら伸びた分だけカットして下さいでも1,2ヶ月に一回でいいでしょう。このツタに関して言えばそんなに放置したら取り返しがつかなくなるほど生育が旺盛なんですから。根から枯らしたい。毛根にダイレクトアタック。
このツタの正体はそう『ヤブガラシ』。名前の通りすげー雑草でした。
ヤブガラシ
ねぇ、こんなに恐ろしいフリー素材があります?タイトルが『フェンスに絡まり生い茂るヤブガラシ』だってさ。そんなに茂るなよ。
しかし、気になりますよね。この名前。
そうなんですよ、なんでこんな名前かと言えばこの草が近くのヤブを覆って木々を枯らしてしまうからとかいう由来でヤブガラシらしいです。極悪ー!
しかも別名も物凄いですよ。『ビンボウカズラ』とも言うんだって。カズラはツルのことだから、つまりは貧乏なツルですよ。なんでって?
これは『庭の手入れも出来ない貧乏な家に生い茂るから』ですって!極悪ー!
そしたらなんだ?俺は庭のフェンスから出てきているヤブガラシを友人知人に見られたら言い訳しないとなのか。
「いやいや、よく見てよ!あのビンボウカズラはね、ウチじゃなくて裏のお家から生えてるからね!根本を見て根本を!ほらね、うちは貧乏じゃないでしょう?」とか言って。なんやそれ超絶嫌なヤツやんけ。改めて恐ろしい草だぜ。
しかもスズメバチの好物!
そんなただでさえ厄介なヤブガラシに侵入されてはカットし押し返す日々を送っているのですが、何よりもこの草のおっかないところが蜂ですよ。
このヤブガラシがつける花の蜜がスズメバチの大好物なんですって!超極悪!オオスズメバチってデザインが凶悪すぎてもう生き物というより兵器の類に見えますよね。
まさにこの写真の花が今もいっぱい付いています。こないだカットしようとした時にアシナガバチがいたので断念しました。
ミツバチはかわいいで済むけど、こいつらはちょっとかわいいとかのレベルで済ませられませんからね。
もうちょい様子みて、整備してもらえなそうだったら除草剤まいていいか交渉にいかんとなーと思います。まぁ放置されているんだから9割方OKだろうな。
恐ろしい雑草に悩まされているという話でした。ヤブガラシは実は食べられるらしいですから、最後の手段としては天然のサラダバーだな。
おじーでした。