サイドテーブルをDIYする
4連休ゴールデンカムイを読むだけで終わるのは流石にいかがなものか。
今朝夢の中で自分にそんなことを言われた気がしたので、今日は朝からホームセンターで行き、木材を買って、DIYをしてみました。
ちょうどベッド脇にちょっと物を置けるテーブルが欲しいと思っていたので、自作です。
まず何かを作るときはいきあたりばったりだと失敗しやすいので、簡単でいいので構想を練ることが大切!段取り8割でしたっけ?
ということで、どんな形にするか、どんな色にするかを寝ぼけた頭で考えます。
それで描いたのがこちら。
超ざっくりですが、横幅や高さなんかを決めます。小さいゴミ箱の収まりを考えた形にしました。
色は黒✕茶と書きましたが、ちょっとかっこいい感じにしたかったんですね。イメージとしてはこんな感じです。アイアンの脚ってかっこいいですよね。
さて、というわけでイメージが固まり、目も覚めたのでカインズにいざ買い出しです。
ホームセンターで木材とペンキを購入
やってきましたカインズホーム。
SPF材選び
SPF材とは、スプルース(トウヒ)、パイン(松)、ファー(もみの木)の頭文字をとって名付けられた木材で、北米の方の針葉樹とのことです。
なんと言っても安いのでDIYにぴったりです。材質が柔らかいので加工も楽で僕のような初心者でも扱いやすい特性もGoodです。
これが今回僕が購入したSPF材です。
1✕10というのは規格で、厚みが19mmで幅が235mmのものです。
ちょうどセールで、必要な量が1000円程で買えました。
ただこのSPF材を買う時はよく選ばないといけません。
安いゆえに品質はそこそこです。欠けがあるのは日常茶飯事、反り、ヒビ、樹液も当たり前みたいな感じで陳列されているので、置いてある木材を色々手にとって、比較的綺麗な物を選びます。
特に反りがひどいと組立時に苦戦するかもしれないので注意です。
完璧を求めるならもっといい木材を買うべきですが、所詮自己満、クオリティはそこそこでいいのである程度状態の良いものを2枚買いました。
木材のカット依頼
木材は買いました。続いてホームセンターでそのままカットして貰います。
自分でノコギリで切るという手段もあるのですが、木くずは出る、正確性に欠ける、しんどいの三重苦なので大人しくプロに任せます。
木材はその店で購入したものであれば、1カット50円でやってもらえます。
どんな風にカットするかは、カット場にある依頼の用紙に描いて伝えます。
これは簡単なメモ程度で良くて、今回はこんな書き方でした。
用紙を渡すとカット職人のおじいさんが「あいよ」って感じですぐに寸法通りにカットしてくれます。超楽です。
今回は3カットで150円でした。
ペンキ選び
茶色と黒をイメージということで、2種類のペンキを買いました。
1つ目は和信ペイント ソリッドカラー です。
これは初めて使うタイプの塗料だったのですが、ワックス感覚で使えるペースト状のニスということでした。
ワックスのように布やスポンジで塗り込んでいくということで、塗りムラが出来ずに簡単そうですし、木目も活かせるということで、採用しました。
色はダークブラウンを選択。
続いて2つ目がターナー色彩 アイアンペイントです。
これは、アイアンペイントという名の通り、塗ったところを鉄っぽい見た目にするということです。
今回のコンセプトはかっこよくなので、ぜひアイアンっぽさを取り入れてみようということで選びました。色はもちろんブラックです。
これにて買い物終了。帰って塗ります。
ヤスリがけ
さぁ、組み立てる前にまず塗装です。
塗装前にやらなきゃいけないことがヤスリかけですね。
ヤスリを丁寧にかけることで、塗装の仕上がりが全然違うらしいのですが、面倒くさいのでテキトーです。
普通は粗いヤスリで磨いて、細かいヤスリで磨いてが定石ですが、DIYの良いところは自分の自由に出来るところ。120番の紙やすりでそこそこしかやりませんでした。
自由って素晴らしい。
塗装
ヤスリがけが終わったら、ようやく塗れます。
組んだ後に塗る派もいると思いますが、僕は組む前に塗った方が細かい作業がいらないので楽だと思っています。
ソリッドカラー ダークブラウン
ワックス感覚で塗れるというソリッドカラーは、いらないタオルを切って塗ってみました。
やっぱりタオルで塗るのは楽です。手が汚れるけど。
仕上がりも木目はそのままになかなか渋い色になりました。ブラウンでも良かったかな。
アイアンペイント アイアンブラック
こちらはハケで塗ります。
ちょっと厚塗りにするとよりザラザラとした金属っぽさが出るということなので、贅沢に塗っていくのが吉かと思います。
さぁ塗れたので、昼飯をとりつつ、乾くのを待ちます。
組み立て
色が塗れたらもう殆ど終わったようなものです。
ビスを打って完成ですね。
木工の際は、とりあえず僕はスリムビスを使います。木が割れづらいそうなので。
意外とビスを入れるのも緊張します。
ちょうどよく余っていた木材に押し付けながらズレを抑えつつ、ビスを打ちました。
横の板を縦の板にビスで固定するだけの超単純な作りです。補強のため接着面には木工用ボンドも併用しました。
ちょっと下穴開けるのにミスってしまい、ドリルが折れてしまいました。
これにより、このテーブルは世にも珍しい、ドリルが埋め込まれているテーブルとなったのです。
DIYは自由だからこれもありです。なので途中から下穴無しですが大丈夫でした。
本当はテーブルって天板にビスも見えないほうが良いのだろうけど、DIYは(以下略
完成!
ブルーシートのせいで、光が反射し、黒が青に見えてしまっています。
本当はちゃんと黒です。
テキトーに作ったわりには悪くない出来です。
よく見ると歪んでいますが、それも味です。
宮崎駿が映画にわざと下手な声優を使うのと一緒で、僕もわざと歪みでこのテーブルの味を表現しているのです。
実際にベッド脇に設置してみるとこんな感じ。
買ったものの値段
SPF材(1×10 3F) 498円×2本 996円
カット代 50円×3回 150円
ソリッドカラー 790円
アイアンペイント 1,380円
あとは家にある物でした!
塗料を手持ちのものにすれば、激安でした。
毎回違うのを買うので塗料ばかりが増えていきます。
感想と反省
とりあえず4連休のうちに形あるものを作り出せて良かった!
簡単で安く作れたわりに見た目も悪くないと思います。
ただ色の選択はもっと正解があったかなと思います。
まずアイアンペイントを縦の板全面に塗りましたが、そもそもアイアンってそういう形じゃなくないか?
手すりとか額縁とか細いものに使ってこそ、それっぽくなるんじゃないか?と途中から思いながら塗っていました。
まぁ良いとしましょう。鉄板を使った防御力の高いテーブルがこの先トレンドになる可能性もあります。
あと横の板。
塗料は塗りやすくて気に入りましたが、もう一段階明るい色にした方が黒とのコントラストで映えたかなーと凄く気になります。
ちょっと全体的に暗くなってしまった。
置いて使い始めれば気にならないんでしょうけど。
今は気になる。とっても。うーん気になる。
今日は4連休の3日目でDIYをしました。
明日はDIYで汚れた手を洗う日にして4連休の締めくくりとしましょう。
おじーでした。