おじ語り

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改めてラッキーマンを読む。スーパースターマンかっこいい

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ラッキーマンを全巻読む

先日不意に『とっても!ラッキーマン』を全巻読みたいなって思って買いました。子供の頃にアニメやってたんですよね。八代亜紀がテーマソング歌ってて。よく観ていました。

デスノートがめちゃめちゃ流行った時、「デスノートの原作者ってラッキーマンのガモウひろしなんだってさ」という事実でとんでもない衝撃を受けたものの、ラッキーマンを読み直すわけでもなく。

バクマン。では、もはやガモウひろしを作中から丸出しにしてきたわけですが、それでもラッキーマンを読み直すわけでもなかったんですが、なぜか最近ふと「スーパースターマンってかっこよかったよな」みたいなことを思って、その確認作業がしたくなったんですよね。

いや、かっこよかったですよ。スーパースターマン。間違いなく1番好きなキャラですね。2番目が勝利マン。

この2人って割と立ち位置が対象的な気がしますね。勝利マンは明確に常にかっこいい立ち位置でストーリーの中心にいて、もはや主人公でいいんじゃないかって存在感。抜けたエピソードといえば、約束破ったら針千本飲ますを本当に飲まなきゃいけないと思っていたというかわいいものくらい。

スーパースターマンは常にオチ担当というかどんなシリアスな場面であろうとギャグ担当というか、意外とちょくちょく重要な立ち位置にいたりもするけど、それを感じさせないコミカルさがある。

強い願望は魅力的説

漫画のイラスト

大人になって改めて読むとラッキーマンのキャラってめちゃめちゃ個性がわかりやすいじゃないですか。ヒロアカでヒーローは基本みんな強力な個性を持っていますが、まさにそれに通じるものを感じますよね。

スーパースターマン→目立ちたい

勝利マン→勝ちたい

努力マン→努力家

友情マン→めっちゃ友達いる

天才マン→天才

ラッキーマン→ラッキー

みたいな。

この中でも特別好きなのがスーパースターマンと勝利マンなのは、キャラデザも大いにあるでしょうけど、キャラの行動原理がわかりやすいってのもあるんじゃないかなって思います。

2人は特にアイデンティティが強く見えるし、わかりやすいじゃないですか。ラッキーマンがラッキーとか天才マンが天才だってのはただの事実であって、キャラに感情移入する理由にはならんのですよね。

スーパースターマンというか「目立ちたがる」なんて宇宙人ばかりのヒーローの中でただの人間ですからね。目立ちたい一心で怪しい改造手術を受けて、能力的にはまったく戦力外でも最終話まで第一線で活躍しました。しかも家族思いのナイスガイ。もう応援するしかないじゃないですか。

敵がどんどんと強くなっていくのは少年漫画ではありがちな話。ドラゴンボールでは最初は悟空と対等だったヤムチャやクリリンは最後の方はまるで非戦闘員みたいな扱いでしたからね。

やられ続けても目立ちたいを貫き通したスーパースターマンは偉いですよ。そういえば俺ミスターサタンも大好きだったな。

ということで、スーパースターマンの活躍を見るためにラッキーマン全巻買った話でした。正直もっと活躍させても良かったと思う。

おじーでした。