好きな肉料理No.1ステーキ
毎日肉ばっかり食べています。No Meat No Life。
たまに考えます。こんなに肉ばっかり食っている俺だが、数ある肉料理の中で1番好きなものはなんだろうなと。僕の場合はやっぱりステーキなんですよね。肉食っている感が一番強い。薄切り肉より厚切り肉。噛みしめたい、溢れるほどの。
ただ、僕料理はけっこう好きなんですが、ステーキを焼くことに関しては大の苦手です。一番好きな肉料理なのにへたくそ、悲しいですよね。
挑戦する度に焼き加減がレアもレア。もうブルー寄り。ほぼ表面しか焼けていないステーキを作ってしまい、その結果もっちゃもっちゃと生肉を食べています。
しかし、僕ももういい大人なんだからステーキの1枚や2枚はちゃんとした焼き加減で作れるようにならないと人としてのランクが上がらないような気がしてきました。死んでくれた牛さんにも申し訳が立たないってもんです。
ということで正しくステーキを焼けるようにこの度僕は進化しましたよ。
アルミホイルで肉を休ませる調理法のジレンマ
ステーキの美味しい焼き方関しての知識だけはずっと前からあったんです。実践していなかっただけで。
焼いた後にアルミホイルで包んで余熱で中にほどよく火を通すってやつですね。これをやるとメイラード反応は起こしつつも、内部の肉汁は閉じ込められて実に美味しくステーキが食べられるってことらしいんですが、僕にはどうしてもこれをやりたくない理由があったんですよね。
冷めちゃうじゃないですか。加熱した後はすぐに食べたいんですよね。
料理って出来たてホヤホヤが美味しさのピークで時間の経過と共に美味しさレベルがどんどん下がっていくという認識でいます。これは多分事実。
なので皆さん、誰かに料理を作ってもらったら何をしていたとしても中断し、すぐさま食卓に着座していただきますをするべきですよ。僕が調理人だったらチンタラしている奴の尻は熱々のフライパンで殴りつけます。じゃないと牛さんに申し訳が立たない。
それくらい出来立て・焼き立てには価値があると思っているのですが、このステーキの調理法は真逆を行くんですよね。焼きあがったらすぐに食べたいのに一旦休ませないといけない。これが凄く辛い。そりゃステーキから肉汁は出ないのかもしれないけど、俺から血の涙が出ますよ。
でももう長いこと生肉ステーキを食っていたらさすがに自分が間違っていたと気づきました。
ついにアルミホイルで肉を休ませてみようと決意した次第です。
ラムステーキを休ませるぞ
今回はビーフステーキじゃなくてラムステーキ。ラム肉が安く手に入ったけど、あまり普段扱わないレア食材だから焼き方失敗したくないなということで、正しい調理法に挑戦しようと思ったのでした。


いつもどおりに焼いて、今日はアルミホイルで包んで休ませます。おまじないをかけましょう。おいしくな~れ、トリエンナーレ。
ということでここからですよ問題は。ぬるい肉なんか食えるかってことで、もうひと手間。俺は温かい肉を諦めたわけではないのだ。
肉を休ませているスキレットを加熱です。ぬるくなったステーキを熱々の鉄板に盛り付けることで、再び命を吹き込む作戦に出ました。
洗い物が増えることを厭わない。しかもよりによってシーズニングが必要なスキレットを使う。ふふん、これが大人の余裕ってやつよ。
ということで完成しました。


アルミホイル内でしっかり休ませたラムステーキです。
焼き加減は完璧。多分これでミディアムくらいですかね。
もも肉でしたが柔らかく、肉の味もしっかりあり、なおかつ温かい。ラム肉美味いわー。なんかラムの脂ってバターみたいなコクがありますよね。塩コショウだけでペロリでした。
最強はアルミホイル&スキレットだな
やっぱり正しいと言われている調理法は間違いないですね。
普通にミディアムのステーキが焼けて驚きました。好きな料理をちゃんと作れる喜びを感じています。これからは素直にアルミホイルで包んでいこう。バイバイ生肉ステーキ。
そしてお皿は熱いスキレットで固定だな。手入れするのが面倒くさいけどその面倒くさいだけの価値が温かいステーキにはある。
ステーキ専門店が必ず鉄板でステーキを提供する理由がよくわかりました。
楽天スーパーセールでグラスフェッドビーフのステーキ用を注文しているのです。今回の成功体験を生かして激ウマステーキを焼くぞー。
おじーでした。