冬はパネルヒーターだけではレオパも寒いかも!
夏もそろそろ終わりますね。来週から気温も下がっていくということを聞きました。
まだ気が早いですが、そうなってくるとレオパの飼育者として気になってくるのがケージの保温についてです。
以前パネルヒーターについては記事を投稿しました。
パネルヒーターは温度自動調節機能がついている物も多いので、ケージ下に敷くだけで手軽に使うことができます。
底面から温めてレオパのお腹を温めることができるので、消化を促進することもできる優れものです。
ただ、冬になって周囲の気温が下がってくるとパネルヒーターだけではパワー不足は否めません。
エアコンで部屋を暖めていればまだいいのですが、仕事に行く、学校に行くということで留守にしてしまうときにエアコンつけっぱなしというのも経済的ではありません。
そこで僕がパネルヒーターにプラスして使ってあげているのが今日紹介する暖突というヒーターです。
暖突とは
みどり商会さんが出している「輻射型遠赤外線上部用ヒーター」です。パネルヒーターもみどり商会さんの物を使っていますので、保温はもはや任せっきりと言えます。
パネルヒーターで下から、暖突で上から暖めてあげれば万全の布陣となります。
ちなみに暖突だけ設置すると、周囲が20℃の場合、10cm下は30℃くらいに、20cm下は25℃になるという検証結果がパッケージにて表示されています。
ケージ上部につける暖房器具として保温球もメジャーですが、暖突を使うメリットとして次の3点が挙げられます。
安全
暖突の表面はけっこうな高温になるのですが、不織布が表面についていて、その効果で触っても熱く感じません。不思議。
なので保温球と違って間違えてレオパが触ってしまったとなっても火傷することがないので安全です。
まぁ天井につけるものなので触ることはないんですけどね。
節電で電気代が安い
暖突と保温球の電気代を比べると暖突の方が電気代が安いです。
だいたい1/3くらいという話です。
冬場は特に稼働時間が長くなるので、電気代が安いというのは地味にありがたいです。
それから僕はケージを並べて2匹飼っているので、一つのコンセントにけっこうな数の暖房器具やらなにやらを接続しています。
なのでブレーカー的な意味でも消費電力が低いのは助かります。
サイズも色々
サイズ展開もS,M,Lにロングと色々あります。なのでお使いのケージにあったものが選べます。
メーカーはSが幅45cmケージ推奨、Mが幅60cmケージに推奨と謳っていますが、僕の使った感じのおすすめでは幅30cmのケージはS、幅45cmのケージはMといったところですね。
どうせサーモスタットで調整しながら暖めるので、少しゆとりをもたせたほうがいいという意見です。
暖突の注意点
温度調節にはサーモスタット
暖突にはパネルヒーターとは違って温度自動調節機能はついていません。
コンセントにつないだらずっと加温し続けます。
なので、温度センサーでスイッチを自動オンオフするサーモスタットを使って適温をキープしてあげないといけません。
組み合わせて使ってあげましょう。
サーモスタットについてはこちらの記事で書きました。
そんなに強力ではない
良くも悪くもそんなに強力ではありません。
なのでパネルヒーターと組み合わせてちょうどいいくらいです。
あとは床面からの距離で調節できますが、ケージの高さによっては加工が必要になります。
グラステラリウム3030でもちょっとだけ天井が高いので工夫して10センチ下げています。
さらにうちの場合はケージの3面に断熱材としてダイソーの薄い発泡スチロールを貼り付けています。
元々高さが低いケージを使っている場合は直接天井の金網に設置すればOKです。
ケージの材質を選ぶ
暖突は安全とは言え、やはり熱を発し続けますので、プラケースなんかへの設置は溶けたり変形に繋がる恐れがあります。
直接取り付けるなら変形の恐れがないガラスケージがおすすめです。
また、そもそもの設計が金網にネジとワッシャで設置する前提となっていますので、メッシュ状の蓋になっていないと使いづらいんですね。
なんなら僕の使っている金網の蓋も穴が小さくてニッパーで少し加工をしました。
まとめ
レオパのためのヒーターについて第二弾でした。
暖突は最初の設置がちょっと面倒ですが、一度着けてしまえば長寿命で、特にメンテなんかもすることなく働き続けてくれて優秀です。
冬場の温度管理が上手くいかないとレオパの食欲不振や脱皮不全なんかの不調につながってしまうかもしれません。
冬きたる前に準備を整えてあげて、レオパの体調管理をしっかりできるといいですね。
おじーでした。