その男の名は平良海馬
2017年のドラフトで4位指名を受けて入団。
去年のシーズンから登板回数が増えてきてその剛球でメキメキ頭角を現してきました。
まだピチピチの20歳です。
そして今シーズンは開幕から中継ぎの一人として活躍中です。
そして今2つの理由からけっこう話題になっている人物なんです。
実質ノーヒットノーラン
中継ぎなので、ノーヒットノーランの記録にはならないんですけど、9イニング投げて無安打無失点だったので実質ノーヒットノーランということで話題になりました。
なんとその間外野に飛ばされたのは1回だけ!
こんな20歳が出てきたらファンとしてはそりゃシビレます。
コントロールは若干怪しく見えるんですけど、そのダイナミックなピッチングで爽快感が勝るので気になりません。
160キロの剛球
今年の7/19の楽天戦で160キロのストレートを投げました。
ロメロに対してだったと思います。
ズバッと内角へ160キロのストレートで三振をとりました。
観てて気持ちよかったですね。
その直後めっちゃ打たれましたけど(笑)
でも平良の160キロを見てやっぱり球速は正義だなと感じました。
凄さがわかりやすいです。
今は野球も昔よりも分析が進んで、凄さの計り方が色々変わってきています。
ぱっと見ただけではわからないような評価もあります。
ピッチャーで言ったらボールの回転数とか。
バッターのスイングスピードとか。
もっとマニアックなところだと「投球回あたりの与四球・被安打合計の指標」とか「出塁率+長打率で出す指標」とかの統計学的な評価もすでに一般的になりつつあります。
でも、やっぱり単純にわかりやすく凄いのって、「めっちゃ速いストレート」とか「めっちゃ飛んだホームラン」ですよね。
ただ単純に「すげー!」と言えるような。
大人も子供もお兄さんもお姉さんも興奮します。
今でこそ大谷翔平のようなとんでもない英雄がいますけど、僕が少年だった頃は松坂大輔が155キロ出してヒーローでした。
こんな速い球投げる選手はもう出てこない、日本一のピッチャーだ!と子供ながらに感動したものです。
実際には同じ時期にもっと速い球を投げる五十嵐亮太もいましたけど。
両選手ともまだ現役ですね!松坂はまた離脱しましたが。
日本人で160キロ以上のストレートを投げたことある人はほんの一握り。
平良を入れて6人だけです。
そんな感じで子供にもわかりやすい球速という凄さを持った平良選手には今年はバリバリ活躍してもらって人気選手になってもらいたいなと思います。
かわいらしい
さて、ここまでは平良の剛腕ばかりを褒めましたが、それ以外にも応援したくなる要素たっぷりです。
人にもよりますが、活躍する野球選手の一部はチャラチャラしていきますよね。
でっかいジャラジャラの金のネックレスをつけたり。
髪の毛を金だの銀だのにしたり、髭をたくわえたり。
アイドルや女子アナと噂になったり。
僕はそういう選手が結果を出すのは大好きです。
逆に成績しょぼいと早くクビにしろって思いますけど。
平良はその点、好感度の塊です。
沖縄から出てきたまだ垢ぬけない素朴な青年って感じで。
特にいい男というわけではないんですが、先輩からいじられて笑っている姿にはつい微笑んでしまいます。
このまま好青年でいてほしいですね。
昨年は黒髪だったのですが、今年から茶髪になっています。
僕は黒髪の方が似合っていたと思いますが、今後の見た目の変化に注目したいです。
なんにせよ彼にはマスコットキャラクター的なかわいさがあると言えるでしょう!(失礼)
おっちょこちょい
今シーズンライオンズで一番株を上げている若手は最近ずっと1番センターでスタメンを張っている鈴木将平選手でしょう。
メジャーに行った秋山の穴を埋める勢いで活躍しています。
その鈴木将平と平良海馬の期待の若手コンビのエピソードとして敷島球場の事件は外せません。
鈴木と平良は野球教室のために群馬県の敷島球場に呼ばれていたのですが、車のナビを山梨県の敷島総合公園にセットし、そっちに行ってしまい遅刻したという過去があります。
普通は途中で気づきますよね(笑)
当時は2人とも1軍でバリバリって感じでもなかったので、少年たちもまだ良かったかもしれませんが、今年やったら結構なニュースになりますね。
僕が参加していた野球少年なら一生忘れないと思います。
野球選手って凄いけどアホなんだなぁと。
そんなおっちょこちょいなところもあります。
きのこのCMにも出演
【球場限定CM】#森脇亮介 投手もビックリの #平良海馬 投手が婚活!?ホクト30秒CM
「美味しいきのこはホクト」で有名なホクトさんが、平良と森脇をCMに起用してくれました。
平良が「えり」だの「まい」だの言って森脇を困惑させます。
おもしろい。
平良はかわいいし、森脇はイケメンです。
今シーズンはこの二人が勝ちパターンの一角となっています。引き続き頑張って欲しいですね。
※この項目のみ10月に入ってから追記したものです。
新人王
2020年シーズンはまさに獅子奮迅の活躍だった平良海馬。
打者214人に対し、防御率1.87で、1勝0敗1S33Hという凄まじい成績を残し、見事新人王に輝きました!おめでとう!
新人王どころか全中継ぎを見ても、異次元だったモイネロの次に平良がくるのは間違いないでしょう。
凄いぞ!平良海馬!
頑張れ平良海馬
どうですか。あなたも平良海馬の魅力に気付いてしまったのではないでしょうか。
今は中継ぎを任されている平良ですが、本人は先発がやりたい気持ちがあるらしいです。
先発でバッサバッサと三振をとっていく平良もロマンがありますが、個人的には全力の剛速球で打者をねじ伏せるスタイルは抑えに向いているんじゃないかと思います。
なので、ゆくゆくは守護神の増田の後を継いで抑えをやって欲しいなーと期待しています。
今年は髙橋朋己の登場曲を受け継いでE-girlsの『Follow Me』で登場していますが、去年のDaft Punkの『One More Time』を登場曲にして出てくるのがめっちゃ格好良かったので、個人的には戻して欲しいです!(個人的すぎる)
というわけで、当ブログおじ語りはこれからも平良海馬選手を応援していきます。
久しぶりに西武ライオンズについて語りました。
おじーでした。
平良海馬
本名:平良海馬(たいらかいま)
生年月日:1999年11月15日
身長/体重:173cm/100kg
出身:沖縄県
投打:右投げ/左打ち
経歴:八重山商工-埼玉西武ライオンズ(2017年ドラフト4位)