ステーキ焼くのは意外と難しい
いきなりですが、ステーキ焼くのって難しくないですか。
シンプルゆえに肉質と焼き加減が全てみたいなところあるじゃないですか。ちゃんと焼けりゃ絶対美味いみたいな。
でもその肉もぶ厚い肉塊から、焼肉かよって薄い肉まで色々とある。
特に厚い肉ですね。分厚いステーキこそ至高の料理といっても過言ではないですが、焼きが本当に難しい。
僕が焼くとだいたい生なんですよ。ちょっと昔なんて真っ赤な肉をこれは焼き加減ブルーだぜ!とか言ってクッチャクッチャ食っていました。生肉食うとか野人かよ。
色々と調べて冷蔵庫から肉を出して常温に戻すとか、焼いた後はアルミホイルで包むとか色々と試行錯誤してマシになったんですが、やっぱり難しいという意識は拭えず。
ですが、先日何の気無しに見ていたキッコーマンのサイトに書いてあったステーキの焼き方を読んだのです。
マジで神だった。キッコーマン神。
キッコーマンのステーキレシピが神
これが僕が腰を抜かすほど衝撃を受けたキッコーマンのページです。
まぁズラーッと色々と書いてあるんですけど、このレシピの革新的なところは次の2点ですよ。
・肉は常温に戻す必要はない
・何度も焼いてOK
凄くないですか。僕は今までの価値観をぶっ壊されましたね。
肉は焼く前に中心まで熱が入るように常温に戻せ。
焼き方は何度もひっくり返すな、表一回、裏一回だ。
これが我々の心の根まで刷り込まれた常識だったじゃないですか。
でもわからんのよ。中心までしっかり常温に戻ったのか、表一回裏一回の火でちゃんとミディアムまでいけたのか。どうやってそんなことを知れというのだ。
暗中模索の中で焼いた後、皿の上でカットすれば「あぁ!やっぱり生だった!」で何度泣いたことか。
そこをキッコーマンは言ってくれたのです。
何度焼いたっていいじゃない。人間だもの。きっこーまん。
焼いて皿に上げて、しばらく休ませる。そしたら指で弾力チェック、ブニブニしていたらもう一度焼くという工程を繰り返せと言うんですね。
こんな優しいレシピがかつてあっただろうか、俺はまた泣いた。
絶対失敗しない
このレシピに感銘を受けた僕は最近よくステーキを焼きます。昨日も焼きました。オージービーフの肩ロース。100g130円くらいという超破格で売っていました。
見てくださいよ。この色。どんな宝石よりも美しいじゃないですか。豚バラと変わらん値段のくせに。もうステーキで指輪作りたいわ。
周りだけがっつり焼いて、あとは触りながら火入れは調整していくというキッコーマン流ならほぼ失敗はないと言えよう。ちゃんと焼けているかな?みたいな精神的動揺による焼きミスも決してない。
いや、マジで革命でした。もうステーキ怖くない。モッチャモッチャと生肉を食べていた日々にサヨナラ。喜びよこんにちは。ありがとうキッコーマン。
いやね、肉を一時間常温に戻しておきましょうってレシピの言うことは二度と聞きません。常識を疑え。自由に生きろ。そして信じるんだ、キッコーマンを。
おじーでした。