那須どうぶつ王国へ
先日那須どうぶつ王国に行ってきました。
朝10時からオープンだったんですけど、もうね、駐車場着いたら雪と強風。なんと気温は4℃。もう4月になるんですよ。
でも、那須どうぶつ王国はそんな寒さを吹き飛ばすくらい面白い動物たちがたくさんいました。もう今日のブログは、ただただご自慢の格安スマホで撮った動物たちの写真をアップしていくという内容になります。
那須どうぶつ王国の目玉
那須どうぶつ王国には本当にたくさんの動物がいましたが、目玉としている動物ってなんだろうと考えると、スナネコ、マヌルネコ、ホッキョクオオカミかなーって気がします。(完全に独断と偏見)
まずは、その3匹。ちゃんと撮ってきましたよ。
スナネコ
まずはなんと言ってもスナネコでしょう。
那須どうぶつ王国が日本の動物園で最初に展示したそうです。その愛くるしい容姿から砂漠の天使と呼ばれています。
クリオネを天使とか言っている人は一度反省し、改めてスナネコを眺めてみましょう。
砂漠は地面がアチアチなので、足の裏にも毛が生えていて保護機能を持っているのが特徴です。
いや、スナネコ人気は本物だった!入場して、まず見に行こうと思ったらすでに超行列。1時間待ちだということで、ちょっと他の動物たちを観てから混雑のピークを回避しましたが、それでも30分くらい並びました。
おぉー、4匹かたまって寝てました。さすが砂漠の天使スナネコ。天使感ある。
1匹こちらに顔を向けて寝ていたので、まだ運が良いほうだと言えるでしょう。
王国のおじさん曰く30分周期で寝たり起きたりをするので、2度並ぶと寝ている姿、起きている姿の両方が見れるかもよ!とのことでした。
なんと4月に1匹が埼玉の東松山の動物園にお引越しするそうで、こっちでも見ることができそうです。
マヌルネコ
続いてマヌルネコ。那須どうぶつ王国がマヌルネコの歌を作るほどの人気者です。中毒性のあるそのメロディー。ちょっと聴いてみてはいかが?
マヌルネコは1500年前から存在している世界最古のネコと言われています。
ネコって眩しいと黒目が細くなるじゃないですか。マヌルネコは黒目が丸いまま収縮するので、面白い顔になります。
この日は木の上で堂々たる態度でのんびりしていました。なんというか風格を感じますね。
ホッキョクオオカミ
個人的に一番楽しみだったのはホッキョクオオカミ。
オオカミの丘というゾーンに2匹が飼育されていました。群れの結びつきが強く、イヌ属の中でも最も協力的に狩りをする社会性豊かなオオカミ。
遠吠えで遠距離ともコミュニケーションまでとれるというかっこいいオオカミ。
ニホンオオカミもエゾオオカミも愚かにも人間が絶滅させてしまったので、オオカミを見るとなんだか切ない気持ちになります。
見てくださいよ。このかっこよさ。悠然とした佇まい。
そこに存在するだけで絵になりますね。
近くにもきてくれました。
ちらっとこっちを横目で見て去っていきました。うーん、賢そう。
もちろんガラス越しに撮っているのですが、ガラスの透明度が高く、那須どうぶつ王国に感謝せずにはいられませんでした。
個人的MVPミーアキャット
いろんな動物を見れて実に楽しい那須どうぶつ王国ですが、今回個人的にMVPを選出するとしたらミーアキャットですね。面白かった。
わかりますか。ミーアキャットが1人でライトの下暖まっていたんですよ。
そしたらもう1匹が俺も入れてーなとやってきます。
先にいたミーアキャットは後から来た彼の頭を後ろから押さえつけました。
「何来とんねん」と言わんばかりに。
僕はこのミーアキャットの中に浜田雅功を見たのでした。実に面白い場面だった。
おやつをもらう動物たち
那須どうぶつ王国では100円で一部の動物に餌を与えることもできるので、おやつを食べている動物たちをたくさん見ることが出来ました。
カピバラは風呂に入りながら、子供たちから笹のような餌をたくさん貰っていました。もうカピバラは日本中で風呂に入っていますね。
ペンギンたちも子供たちから魚を貰っていました。がっつきっぷりや良し。那須どうぶつ王国にはジェンツーペンギンとケープペンギンとフンボルトペンギンがいるみたいだけど、これは多分ケープペンギンかな?ちょっと自信がない。
尻尾が立派なワオキツネザル。間近に見ることができました。
こちらはお客さんではなく、飼育員さんからりんごを手渡しされていました。猿にあるまじき可愛らしさですね。
尻尾に輪状の模様があるからワオキツネザルだそうです。この豆知識を聞けば誰もがこう口にすることでしょう。「わーお!」と。
寝る動物たち
寝ている動物たちもいっぱいいました。パッと見でなんの動物か分かる人は凄い。
この中だと注目はツシマヤマネコでしょうか。
那須どうぶつ王国のレストランはヤマネコテラスという名前なんですが、使っているお米が『ツシマヤマネコ米』です。
田んぼには絶滅危惧種であるツシマヤマネコの餌となる生き物がたくさんいます。対馬の田んぼが減ってしまうと餌がなくなりツシマヤマネコも減ってしまうのです。
なので、ツシマヤマネコを応援したい人はツシマヤマネコ米を食べましょう。
那須どうぶつ王国には珍しい動物がたくさん
いやー、振り返りました。もうお気づきでしょうか。那須どうぶつ王国には珍しい動物がたくさんいるんですね。
那須どうぶつ王国だけでなく、動物園や水族館ってそうらしいんですけど、みんなの遊び場というだけではなく、研究機関みたいなところがあるんですよね。
実際に那須どうぶつ王国のホームページを見ると環境保全への取り組みについての記載があり、特にライチョウの飼育について詳しく書かれていました。
希少な種を本来の生息地以外で飼育・繁殖することで、種の保存にも一役買っていると。しかもお客さんも絶滅リスクやその種の面白さに触れて、応援しようという気になるという好影響もある。
うーん、動物園って良い施設ですね。
おじーでした。