花見ほど花に向き合ってないものないよな
はてなブログ今週のお題が「お花見」ですって。良い季節ですよね。街を歩いて桜を見ると春だなぁと感じるのは、もはや日本人のDNAに刻み込まれている感覚と言ってもいい気がする。
ただね、僕イベントとしてのお花見ってあんまりしたこと無いんですよ。大学生の時に1度。社会人になって2度。人生でその3回くらいですかね。
その全3回から感じた感想ですけど、あの文化って「お花見」って名前が全く相応しくないですよね。参加者の関心は酒とつまみ。花を見上げながらかっこよく日本酒を啜る丈夫なんて見た記憶がありません。人によっては1秒たりとも桜を見ないような気までしてくる。
花見と聞けば思い浮かぶはめぞん一刻の一の瀬さんなんです。当然僕もそちら側の人間。四谷さんです。
花見は別に花を見なくてもいい。桜は昼から外で飲むための免罪符。
花見という名であるのであれば、しっかりとノンアルで桜に正対し、花を凝視するべきだと思う。花宴とか桜宴ならイメージに合うんだども。
でも日本酒も飲み方によってはありかもな。桜と老人の独白とかすげー良さそう。
理想の桜見
なんやかんや言っていたら理想の花見像が浮き上がってきましたよ。
大量の桜の下、大勢の人がどんちゃん騒ぎって風情もへったくれもないじゃないですか。いや、それはそれで平和を感じるのかな。
でも、僕の考える理想の花見はこれですね。
だだっ広い空間に桜はでかいのが一本。
その下には一人の爺さんが座っている。
左手に酒瓶、右手におちょこ、なぜか桜にもおちょこ。
そして桜を慈愛の満ちた眼差しで見上げながら、ちびちび飲みつつ言うんです。
「今年も…綺麗に咲いてくれたなぁ…」
どうですか!全然中身はないけど、なんだかビジュアルから感じる得体のしれない凄み的なものを感じませんか。この爺さんの持つストーリーは絶対に涙なしには語れないやろ!みたいな憶測を呼びますよね。何もないんですけど。
花見はしませんでした
どうしよう!お題に沿って書いてみたけど、信じられないくらい内容が無い!
だって花見に誘われないんだもの。世間の人たちってそんな花見してんの?呼んでくれよ。
おじーでした。
今週のお題「お花見」