いのちの壱という米を貰った
ちょっと前に実家に帰ったら、この米が美味しいということで『いのちの壱』というブランド米を貰いました。
僕は割と色んな種類の米を食べるのですが、最近は山形の『雪若丸』をえらく気に入って、雪若丸を選ぶ比率が多めになっていました。
しかし、今回もらった『いのちの壱』はかなり別格の味でした。また雪若丸とはまったく違った方向性の味ですが、なんというゴージャス感だろうかってお米。これは美味いです。
いのちの壱発見エピソードがかっこいい
いのちの壱って今まであまり聞いたことのない品種ですけど、調べてみたら品種の発見エピソードがかっこよかったです。
岐阜のコシヒカリ生産者が田んぼを見回りしていたら、ひときわ背の高く、籾の粒も大きいやつが混ざっていたとのこと。
それを栽培して試験的に食べてみたらめちゃめちゃ美味く、こりゃ新種だ!ってなったのがいのちの壱の誕生だったとのことです。
なにその運命的な出会い。まるで竹が光っていたから切ったらとんでもない美女が出てきたみたいな話。偶然でデカいだけだろで片付けていたら存在しなかった奇跡の品種じゃないですか。
いのちの壱の味
こちらが貰ったいのちの壱を炊いたもの。写真から伝わるか微妙なところですが、一粒一粒がたしかに大きいです。
味の系統としては、強化コシヒカリですね。粘りあり、甘みあり。
一口目で衝撃的な美味さを感じます。
普通に何年も使っている電子ジャーで炊いただけですが、高級旅館で食べるお釜で炊かれた米みたいな味になります。
多分この米を高級旅館のお釜で炊いたら腰抜かすくらい美味くなるんじゃないだろうか。
雪若丸みたいな粘り少なめアッサリ系の米も最近は美味いですが、こういったザ・良い米ってご飯も勿論良い。誰が食べても美味しいって言うと思う。
ただ弱点はその希少性からお値段がバカ高いことです。
こんな米はとても自分じゃ買えません。もっと普及するかどうかわかりませんが、安くなるまではギフト向けの品種って感じじゃないかなと思います。
もう普段から米だけはこだわるよ!ってご家庭にはありかも。あとはたまに贅沢したい時とかちょっと買ったり。
とにかく味はビックリするくらい美味しかったので、興味があれば是非いのちの壱を探して炊いてみてください。
おじーでした。