タロットカードと言えばジョジョ
今日もみんなのお題を眺めていたらお題「好きなタロットカード」というものがありました。みんなあるのかな、好きなタロットカード。
僕は本来のタロットカードについては全然無知な上に、ジョジョの3部を何度も読み返しているので、もうタロットカードといえばジョジョの奇妙な冒険だよな!みたいな占いファンが聞いたら憤慨しそうなイメージの持ち主であります。
言わなくてもみんなわかっていると思いますが、一応説明しておきますね。
ジョジョ3部では登場人物たちがスタンドと呼ばれる特殊能力でバトルを繰り広げていくのですが、そのスタンド名がタロットカード由来になっていることが多いんですよね。
主人公の空条承太郎のスタンドが「星」のスタープラチナ。ライバルのDIOが「世界」のザ・ワールド的な感じで。
だからタロットカードの話になると、僕たちはだいたいジョジョのことを考えています。
仮に僕がタロットカード占いをしてもらって、「おじーさん、皇帝のカードを引きましたね」とか言われたら瞬時に「おっ!ホル・ホースのカードか!つまり俺の人生哲学はNo.1よりNo.2!」みたいに占い師の話そっちのけでスタンド使いについて考え始めると思うんですよね。
吊るされた男とか言われたら「誰がJ・ガイルの旦那やねん!」と怒るかもしれません。
多分ジョジョファンみんなそうですよね。悪魔とか吊るされた男とか言われたら嫌ですよね。
で、そんなジョジョとタロットカードの関係で面白いのって正義のカードに対応するスタンド使いがエンヤ婆なところじゃないですか。
正義がまさかのエンヤ婆
タロットカードって「正義」のカードがあるんですよ。
ちなみにカードの本来の意味としては公平とか冷静みたいな意味があるそうです。
僕みたいな凡人が作者だったら、この正義に対応するスタンドを使うキャラは絶対主人公チームに入れるじゃないですか。かなりの強キャラとして。
で、カードのイメージそのまま正義感あふれるナイスガイ的な描き方するじゃないですか。
ところがジョジョは違いますよ。エンヤ婆が正義ですからね。超絶ヤバいやつが正義を割り振られているわけです。
衝撃受けましたね。おいおい、コイツのどこがジャスティスやねんと。
まずポルナレフの妹を辱めて殺したという最低ゲスキャラ、J・ガイルの旦那を心の清い誠実な息子とか言ってブチギレながらも登場し、ポルナレフに便器を舐めさせたり。とにかく正義のせの字のカケラほどすら感じさせない人物です。
後でわかりますが、実はかなりの重要キャラなんですけど、その時は承太郎のスタンドに吸い込まれて窒息するとかいうよくわからん倒され方をしました。
いや、そんなエンヤ婆が正義のカードなのって面白いよなといつも思っているので、好きなタロットカードは正義、ジャスティスでいいかなと思いました。
なんの話やねんって感じですね。
おじーでした。