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醤遊王国で買ってきた吟醸純生しょうゆ【弓削多醤油 日高市】

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弓削多醤油(醤遊王国)に行ってきた

醤遊王国(弓削多醤油)

日高市の弓削多醤油(醤遊王国)に行ってきました。

売店で醤油が買えるのは勿論なのですが、2階では軽食の販売なんかもあるので、ランチに行った形です。

各所に醤油の作り方が書いてあったり、醤油を絞る前の発酵の様子を観察できたりと規模は大きくないながらもなかなか面白いところでした。

もろみの展示

材料である小麦、塩、小麦や、もろみの発酵による見た目の変化と匂いの変化の展示がありました。

ガラスの奥はまさにもろみを発酵させている桶がいっぱい置いてありました。

醤油絞り体験のコーナーも有り、予約すれば自分で絞った醤油を購入も出来るみたいです。

絞られていた醤油

軽食コーナー

軽食コーナー

2階では食事が出来ます。

卵かけご飯やうどん、団子やスイーツなど、醤油を使った食べ物がたくさん。

今回は釜玉うどんを頂きました。

釜玉うどん

茹であげられたうどんにシンプルにネギ玉がトッピングされていて、そこに搾りたて生しょうゆをかけて食べる。

醤遊王国ということで、ダイレクトに醤油の味を楽しめる料理でした。

搾りたて生しょうゆはあっさりと酸味を感じる醤油でした。

そしてデザートに醤油ソフトクリーム。

醤油ソフトクリーム

こちらは初めて食べる味でした。

牛乳のコクにあっさりとした醤油が合わさってチーズクリームのようなコクと味わいに仕上がっていて、面白い味でした。

吟醸純生しょうゆ

味比べ

売店では自分へのお土産ということで、店員さんがオススメしてくれた吟醸純生しょうゆを買って帰りました。

200mlで520円でした。150mlと360mlの瓶の物もありましたが、200mlのボトルはデラミボトルという空気に触れにくい容器で使いやすいとのことです。

さて、この吟醸純生しょうゆの特徴は、加熱殺菌、フィルター濾過、成分調整を行っていないということで原材料も「有機大豆、有機小麦、食塩」の3つしか使っていない。まさに純生という名にふさわしい醤油です。これぞ本物って感じ。

他社の生しょうゆは加熱はしていなくとも、フィルター濾過や成分調整をしているということが書いてありました。

せっかくなので愛用しているキッコーマンの『いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ』と味比べです。

 

キッコーマン
弓削田醤油
左、キッコーマン 右、弓削田醤油

左がキッコーマンの生しょうゆで、右が弓削田醤油です。

見た目

色は弓削田醤油がちょっと淡い色でキッコーマンの方が濃い色です。弓削田醤油はフィルター濾過していないので、濁りが見られることがあるとパッケージにはありましたが、そんなことはなく同じように透き通っていました。

香り

嗅ぎ慣れたキッコーマンの醤油は、The醤油って感じで香り立つという感じ。弓削田醤油のほうが香りは控えめ。

味はかなり違って驚きました。

まず、醤油のみをペロペロ舐めることは日常生活でないですが、どちらも単体ですごい美味しいことに改めて醤油の偉大さを感じました。

しょっぱさはキッコーマンが上でした。比べると弓削多醤油は塩っけをそんなに感じない。

そして一番の特徴はやはり弓削田醤油の酸味。

多分乳酸菌や酵母菌がそのまま入っているからなのでしょう。キッコーマンの醤油にはない酸味を感じました。

後味

飲み込んだあとはキッコーマンはコクを感じて口の中に味と香りが残るのに対し、弓削多醤油はスッと消えるアッサリとした感じ。

日本酒の辛口、甘口みたいな感じでしょうか。

これもけっこう違いましたね。

何に使うか弓削田の吟醸純生しょうゆ

味見したところどっちも美味しかったのですが、使い分けすることになってきます。

味や香りの濃いキッコーマンの醤油より、あっさり目の吟醸純生しょうゆは、加熱調理してしまうより生で食べた方が美味いだろうということで、やはり軽食コーナーで出していたような、卵かけご飯や加熱しないタレやツユに使って食べるようにしようかと思います。

スーパーで手に入るものに比べるとちょいと高級品ですしね。

醤油の奥深さに触れた一日だった。

おじーでした。