家で食べる袋麺は具が貧弱
最近の生麺タイプの袋麺はレベルが上っていて、かなり美味しい物も増えてきていますね。
特に『濃厚魚介豚骨』とか書いてあるつけ麺なんかは、もうちょい頑張れば店の味にも届くんじゃなかろうかというレベルの完成度を誇ります。
つけ麺ってとにかくダシを濃くして、魚粉をたくさん入れたらそれっぽい味になりますよね。
麺も冷水で締めることでコシもかなり出ますし。
家つけ麺はほんとおすすめ。
ただ、どうしても具が貧弱になりがち。
スーパーの袋麺が売っているコーナーに一緒にチャーシューとか煮卵とかも置いてあるんですが、薄っぺらかったりやたらコスパが悪かったりする。
ペラペラチャーシューを使っているとどうしてもチープさが目立ってしまいます。
ならば、今日はチャーシューを自家製しましょう。
暇だし!
ちょうど先日なんだこれと思って買った西友の油そばが冷蔵庫にあります。
今日は一日豚の面倒を見ていました。
自家製チャーシュー
近くのスーパーは塊肉を買うとタコ糸?のネットをつけてくれる。
これが形が崩れるのを防止してくれるらしい。
更にいつも通り焼色をつけることで、さらに煮崩れを防止。
万全の準備を整えます。
そして煮る!
臭み取りの為に、生姜をテキトーにザクザクいっぱい切って入れました。
あとは部分的にキッコーマンのレシピをパクります。
醤油150cc、酒70cc、みりん70ccに黒砂糖をザッザッザッぐらい。
あとは豚肉が煮汁に浸かるまで水を投入。
計量カップまでは使うけど、重さは面倒くさいから計らない!
圧力鍋で盛大に20分煮込みました。
煮豚の欠点は醤油を大量消費してしまうことくらいでしょうか。
キッコーマンのレシピをパクったくせに調理用はヤマサの醤油です。キッコーマンの真空ボトルのやつは火を入れずにそのまま食べる用。
さぁ超簡単にトッピング用チャーシューが出来上がりました。
油そばにのっける
ドン!
超チャーシュー油そばの出来上がりですわよ!
これは市販のチャーシューでは出せないゴージャス感ではないでしょうか。
麺が見えないほどの肉の量、そして厚切りです。
このチャーシュートッピングは店で食べたら高いぞ。
その他、パッケージのおすすめ具材に従い、メンマ、ネギ、ノリ、卵を入れました。
他にもナルトがおすすめされていたけど、ナルト一本買っても使い切れない気がしたので、カニカマにしたってばよ。
同じ練り物だし良かろう。
油そばの出来はまぁまぁですね、西友のみなさまのお墨付きシリーズなら、やっぱりつけ麺が美味いと思う。
しかし、自分で作ったチャーシューの満足感が凄い。
肉でお腹いっぱい。
やっぱり煮込み料理は時間をかけると美味くなるので、いいですね。
煮汁の再利用
さて、先程チャーシューの欠点は醤油の大量消費だと言いました。
でも今回新しい試みとして、煮汁の再利用をしてみようかと思っています。
この煮汁、まだ冷めていませんが、冷めると上層にラードが固まり、下層に煮汁と分離する予定。
なのでラードは回収し、炒め油として再利用し、煮汁はボトルに詰め替えて豚の旨味を感じられる調味料として活用してみようと思うのです!
そうすれば、大量消費した醤油も無駄にはならず、チャーシューの弱点がむしろ強みにすら変わってしまうのではないのでしょうか。
時代はSDGs環境に優しく生きることが求められています。
これはケチではなく、エコです!
手始めに味覇と混ぜて、わかめスープでも作ってみようと思います。
どうでしょう、飲んでみたくないですか。
おじーでした。