牛モモ肉が広告の品ですって奥さん!
そんな井戸端会議をしたわけでもなく、チラシをチェックしたわけでもなく、いつものようにスーパーをプラプラしていたら、目に飛び込んできたわけです。
広告の品!オーストラリア産 穀物で育てた牛モモ。
広告の品と言われれば、その響きを妄信して安いと決めつけてしまうのは僕だけでしょうか。
特に普段使っているスーパーでなければなおさら。
広告の品と言われれば、普段と同じ価格だろうが、なんならちょっといつもより高くても買ってしまうかもしれない。
そんな魅惑のフレーズがその日は牛モモ肉につけられていました。
えぇ、もちろん買いましたとも。
ただモモ肉ってけっこう硬いですよね。
何回かこのブログでも書いていますが、よく使われる筋肉は硬く、使われない筋肉は柔らかくなる法則があるので、モモはよく使われるということでしょうね。
スクワットしている牛よく見ますもんね。
このモモ肉を美味しく食べる方法と言えば何を思い浮かべるでしょうか。
僕は断然ローストビーフです。
ローストビーフは赤身肉であるべし
世の中では霜降り肉がもてはやされます。
たしかに霜降りのステーキやしゃぶしゃぶを食べれば肉と一緒に幸せを噛みしめることが出来ます。
ただローストビーフは違う。
ローストビーフは冷めてからサラダに入れたり、サンドイッチに使ったりもされます。
脂が多い肉を使ってしまえば、脂は固まり、見た目も食感も悪くなってしまいます。
そう、ローストビーフには脂の少ない赤身肉が適している。
今回買ったようなモモ肉のようなね!
メリットは霜降り肉と違って安いことです!
そしてローストビーフの特徴と言えばその見た目の華やかさ。
ピンクの断面が華やかでパーティーの主役にもなり得ます。
実際に参加した結婚式のメインディッシュだったこともありました。
安い肉で最大限にゴージャス感を演出できる料理がローストビーフではないでしょうか。
ローストビーフを作る
ローストビーフってパーティーに出てくる派手な料理というイメージのわりに作るのが楽です。
工程が少ない。
材料
- 牛もも肉 今回は350gくらい
- 塩コショウ
以上!あとはテキトーなソース。
フライパンで焼く
常温に戻しておいた牛モモのブロック肉に塩とブラックペッパーを塗り塗り。
油をひいたフライパンで焼き目をつけます。
外側が焼けました。
オーブンで焼く
続いてオーブンでじっくり焼きました。
110℃で25分くらい焼きました。この工程が緊張するんですよね。
火を通しすぎたら中まで茶色になっちゃって「なにこれぇ?え?ローストビーフぅ?」ってなっちゃいますし、逆に火の通りが甘ければ「なにこれぇ?生肉なんですけどぉ」となってしまいます。
肉の中心の温度を計るといいらしいんですが、そんなマニアックな温度計はもちろん持っていません。
男なら己の勘を信じましょう。
切る
オーブンから出したら切ります。
さきほどローストビーフは冷めてから食べるとか言いましたが、あれは嘘です。
僕は温かい状態ですぐに食べます。
お腹が減っているからね。
なかなかいい状態に火が通っているのではないでしょうか。
外側の茶色と断面のピンク色がいかにもローストビーフって感じです。
薄く切りたいのですが、技術がないため厚切りになります。
盛る
あとは付け合せと一緒に盛り付けです。
今回は安納芋の焼き芋とルッコラのサラダを一緒に盛ってみました。
主食(芋)、主菜(肉)、副菜(サラダ)という完璧な布陣です。
驚きかもしれませんが、このワンプレートが僕の夕飯であります。
一皿作るだけで手一杯です。
土井先生は一汁一菜でよいと素晴らしいことを言っていますが、おじーはもっと優しいです。
一皿でよい。
初めてアカシアの皿を使いましたが、オシャレ度がぐんと上がりますね。
ブロガーたるものこういう食器をもっと早く取り入れるべきでした。
食す
オーブンで焼いている間にニンニク醤油のソースを作っていました。
おろしニンニク、醤油、みりんを肉を焼いたフライパンで熱しただけです。
シンプルながらニンニク醤油は最強です。
そのソースをかけたら完成。
いただきます。
美味い。
美味いけどやっぱりあっさりだな。
ダイエッターメニューに認定します。
サラダチキンが流行っていますが、ローストビーフも流行らせましよう。
コンビニで買って筋トレしながらまるかじりするんです。
ワイルドだぜぇ?
やっぱり霜降り肉が食いたいなと思うのでした。
おじーでした。