おじ語り

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ヒョウモントカゲモドキの餌色々

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ヒョウモントカゲモドキの餌はなにがいいのか

ヒョウモントカゲモドキに与える餌の候補もたくさんあります。

基本は虫を食べます。

今日は僕が使ってきた餌の種類について書きます。

あと、虫の画像をたくさん載せますので苦手な人は僕を嫌いにならないようにブラウザバックをお願いします(笑)

コオロギ

まずは王道中の王道コオロギから。

僕も長いことコオロギを使ったり使わなかったりしています。

一口にコオロギと言っても色々あります。

活コオロギ(イエコ)

イエコ

まずはヨーロッパイエコオロギから。

僕が最初に買った餌です。写真が粗くてすみません。

後で説明するフタホシコオロギと人気を二分するのがこのイエコです。

うちの近所ではホームセンターのペットコーナーで手に入ります。

人気の理由が色がわりと薄茶色で人によっては爽やかさを感じるというところでしょうか。

大きさについてはフタホシより一回り小さいので、ビジュアル的にはたしかに勝るところがあるかもしれません。

でも僕は正直こいつらよりフタホシコオロギの方が扱いやすいので好きです。

こいつら動きがめっちゃ素早いんです。

一度一匹ピンセットから逃げて部屋で追いかけっこしたことがありますが、捕まえるのにすごく苦労しました。

活コオロギ(フタホシ)

フタホシ

次はフタホシコオロギです。

イエコと人気を二分しているもう片方です。

同じくホームセンターのペットコーナーで入手できることがあります。

イエコより少し大きく色が黒に近いような濃い茶色です。

ビジュアル的にはイエコより少しいかついですが、動きが鈍いためピンセットで掴むのが楽です。

僕は虫かごに卵パックの隠れ家を作ってやって飼います。

川魚の餌と昆虫ゼリーで育てていますが、けっこう育てやすいです。

それから蒸れると死にやすいので通気性を確保するために常に近くにサーキュレーターを置いてやっています。

コオロギに共通することは成長するとオスの鳴き声が凄くうるさいということ。

尻尾に長い管のないオスの方から優先して餌として食べさせて、場合によっては羽を切ってあげる等するといいと思います。

羽を切るときも動きが鈍いフタホシの方が便利です。

冷凍コオロギ

冷凍コオロギも買えます。基本的には通販になるかと思います。

うちでも長いこと使っていました。

冷えたまま与えてしまうと体調を崩す可能性があるので、小袋に入れ、ぬるま湯等でしっかり解凍する必要があります。

解凍する面倒というのはありますが、コオロギを育てるよりもだいぶ楽なので、なかなか使えます。

ただし食いつきは活コオロギには劣ります。

コオロギの栄養強化について

コオロギは割と優秀な餌なのですが、それでも栄養バランスを強化するためにカルシウムの粉を添加して与えることが推奨されています。

これはカルシウムが不足し、クル病という骨の変形する病気になってしまうことを防ぐためです。

そんなに手間ではないのでコオロギを与える前に市販のカルシウムをまぶすようにしてください。

うちではマルベリーCaという商品を使っていました。

その他にもコオロギ自体に栄養価の高い餌を与えて、コオロギの栄養を高めるという方法もあります。

が、僕は簡単なので魚の餌とダイソーの昆虫ゼリーで育てています。

ローチ系

コオロギじゃないですが、レッドローチとかデュビアと言われるゴキブリを餌に使う方もいます。

僕は使ったことがありません。

レッドローチについては栄養が良くて、鳴かないからいいよという口コミを見て実際に買いに行きました。

売り場で実物を見て、普通にゴキブリで怯みました。

そして怯んでいたところです。

レッドローチの入ったカップが陳列されている棚を散歩しているそれを発見しました。

お前脱走までするんかい!と恐ろしくなり、コオロギを買って帰ったのは未だに忘れられません。

デュビアもでかいので買いません。

ローチ系もけっこうファンはいるので、検討したい人は検討するといいです。(投げやり)

ワーム系

虫だとコオロギ以外にもワーム系の餌も売っています。

なかなか曲者ぞろいです。

ミルワーム

ミルワームは虫系の餌で1番手に入りやすいんじゃないでしょうか。

鳥やげっ歯類の餌にもなるので、爬虫類コーナーのないペットショップでも手に入ります。

ただしヒョウモントカゲモドキにはあまりおすすめできません。

栄養バランスが悪く、前述したクル病になるリスクがコオロギよりも格段に高いとのことです。

やはりカルシウムを添加しなければならないのですが、体はつるつるしていて粉が付着もしづらいです。

おまけに消化もあまりよくないので、脱皮後の白いやつをかき分けて探すことになります。

ミルワームで育てて問題ないという意見も見たことがありますが、多くの人がリスクを説いているので、あえてミルワームを選ぶ必要はないと思います。

 

シルクワーム

シルクワーム

たまーに買って後悔します。

栄養価はいいらしいんです。

ただこいつらめっちゃグルメ。

基本桑の葉しか食わない。

もしくは専用に開発された桑の葉フード。(高い)

でも見た目が上品です。さらっとしてるし。

餌の虫で唯一かわいいかもと思います。

でも油断してるとすぐ死にます。めっちゃ弱いです。

しかも体中黒くなって死にます。地獄絵図です。

シルクワームを上手に飼えたら飼育方法を教えてください。

ハニーワーム

丸々した芋虫。釣り餌でも使ったことあります。

ヒョウモントカゲモドキからしたらご馳走とのこと。

脂質が高いので、美味いとか。二郎系とかケーキみたいなもんでしょうか。

僕も買ったことあります。

ビビりました。入っていたケースを食い破り脱走しました。

そしてどこでもよじ登れる能力の持ち主なので厳重な管理が必要です。

他の虫たちもそうですが、こいつら基本害虫だったり外来種なのでシビアな管理が必要です。

そしてハニーワームを与えると他の餌を食べなくなることもあるらしいので、あんまりおすすめしません。

人工フード

人工フード

虫の説明だけでもうお腹いっぱいかもしれませんが、僕が伝えたいのは人工フードの素晴らしさ。

いくらかわいいヒョウモントカゲモドキのためでも、虫を飼うのは大変。

栄養バランスも考えないとだし、カルシウムの添加も必要。

そんな悩みたちを解決してくれるのが、人工フードです。

メーカーの努力の結晶でさらにヒョウモントカゲモドキが飼いやすくなっています。

レオパブレンドフード

なのに書き始めたら虫たちとの思い出が爆発してしまいました。(笑)

レオパブレンドフードはGEXが販売しているまさにヒョウモントカゲモドキのために作られた人工フードです。

それまでのフードは冷蔵庫で保管が必要なものだったり、粉をお湯で練って作らなくてはいけなかったので結構手間がかかるものだったので僕は一部試した後は使っていませんでした。

 

このレオパブレンドフードは乾燥フードを水でふやかしてから与えるという発想です。

なのでなんと常温保存が可能。 与えるだけパラパラっと皿に出して、水でふやかして置けば食べてくれます。(うちの場合)

食べてくれない場合はピンセットであげることになると思います。

人工フードということでもちろん栄養バランスはヒョウモントカゲモドキのことを考えてあります。

アメリカミズアブという虫の幼虫を主成分に、タンパク質、脂質はもちろん、酵母やビタミンも配合されていて、安心してメインの餌として使えます。

この餌のおかげで色々と面倒から解放されてヒョウモントカゲモドキ達がより良い子に見えるようになりました。

メーカーには本当に感謝したい。
似たような商品で『レオパドライ』という商品もあります。

レオパブレンドフードについて詳しく別記事でまとめました

最後に

自分で今まで使ってきた餌をまとめたらこんなボリュームになってしまいました。

結論としては人工フードは便利で、栄養バランスも良くていいなということ。

生き餌が1番食いつきがいいのは間違いないのですが、人工フードを与えてみて食べてくれるようなら是非積極的に取り入れることをおすすめします。

エサ代も安いですし、なにより世話がとても楽になりますよ。

ただし、うちは食べてくれたのですが、食べない個体がいるという意見もネットでは見ます。

人工フードは便利ですが、いざというときは他の餌も使えるようにしておくのがいいでしょう。