昔読んでいた絵本について
はてなブログの今週のお題が「読みたい本」ですって。僕は本はほとんど読まない非文化人ですからちょっと苦手分野ですね。読書家に憧れます。
本といえば、先日は童話の『かえるの王様』について書きましたが、その時に思ったのは子供向けの絵本って面白いなーということですね。
こういった童話、絵本の何が素晴らしいって親御さんが赤ちゃんに読み聞かせて世の中の成り立ちや道徳心について説教臭くなく教えられるところですよね。
かえるの王様についてはなにも学ぶことはないけども。強いて言うのであればツッコミ力養成の教本にならなるか。
子供の頃に読み込んだ絵本、好きだった絵本って少なからず人格形成に影響を与えているんじゃなかろうか。こう思ったときに自分にとってのそれはなんだろうと振り返ってみたんですよ。
完全にころころまるパンですね。
ころころまるパン
昔なんの絵本読んでいたかなーって考えて真っ先に思い浮かんだのが『ころころまるパン』というお話。どれくらいメジャーなんだろう。皆さん読んだことありますかね。
そうそう、完全にこの本ですよ。1989年発売ですって。同い年じゃないか。
この本の最大の魔力は「まるパン超美味しそう!食べたい!」って思わせてくるところですよ。信じられますか?こんな意地悪な萩の月みたいな顔しているくせに話を読むとそれは美味しそうに見えるんです。絵本って凄いぜ。
ちなみ本の印象としてはまるパン美味しそうという印象ばかりが強く、ストーリーは詳細まで覚えていません。たしか泳げたいやきくんとアンパンマンのハイブリッドみたいな話だったと思います。
お爺、お婆宅で製作段階だったまるパンが窓から逃げ出してコロコロと旅をしていくんです。
途中パンを食いたがる動物たちには出会いつつもハンッ!食われるもんかい!とコロコロ転がっていきますが、最終的には賢い動物(キツネだったかなぁ…)の口車に乗せられて舌の上に乗っちゃってパクリといかれるみたいな話だったはず。パンを作っていた爺婆がひたすら可哀想ですね。
これも大した教訓はないような気もしなくもないですが、とにかくまるパン美味そう!という食いしん坊万歳な一冊でしたね。あとは調子に乗るなとか、詐欺師に気をつけろとかそういう防犯意識がテーマに描かれたのだろうか。というかまぁ楽しければいいのかもな。
久しぶりに読みたいなーと思いました。どっかの図書館に置いてないだろうか。でも30代のおっさんが熱心に絵本コーナーにいたら怖いか。どうしたものか。
ちなみに本は3つの話で構成されていて、2つ目のマーシャとくまの感想はピロシキ食べたいなです。うーん、食いしん坊万歳。
おじーでした。
今週のお題「読みたい本」