からあげグランプリ
今年もからあげグランプリの結果が発表されたみたいですね。
皆さんもきっと街を歩いていて見たことあると思います。「からあげグランプリ金賞受賞!」みたいな文字を。僕もよく食べるすかいらーく系列店、から好しさんも毎年金賞を獲っていますね。
唐揚げを通じて世界平和を目指す日本唐揚協会とやらが行っているイベントで、今年で14回目の開催になるそうです。大会規模として今回は全国から785店舗のエントリーがあったみたいですよ。
からあげグランプリの存在は知っていましたが、どうやって賞を決めているのかまでは知らなかったのでちょっと調べてみました。
・我こそはという店舗がエントリー
・予選(ネット投票)
・本選(ネット投票)
・賞決定
という流れみたいですね。試食会とかはないみたい。
つまりネットでの人気投票によって賞が決められるということなので、知名度全国区のお店が圧倒的に有利な気がしますが、そこは東日本部門、中日本部門、西日本部門、その他ジャンルでも細分化といった形である程度は対応しているようです。
となるとここで僕は異議を唱えたい。待った!と。ナルホドくん並みに威勢よく。
この大会のキャッチコピーは「日本で一番うまい唐揚げ屋さんはどこ!?」ですよ。
おかしいじゃないですか。この地域分割方式じゃあ日本で一番美味しい唐揚げ屋さんが決まらんやんけ。
更に頂上決戦をやって欲しい
そうなんですよ。日本で一番うまいから揚げはこれだ!って言われて見てみたのに、東日本最高金賞○○!、西日本最高金賞○○!etc...!とかズラッと並べられてもこっちは完全なる不完全燃焼。だから日本一はどの唐揚げなんだよ!って思いません?グランプリを名乗る以上、元々特別なオンリーワンは通用しないだろう。
その各地域、各ジャンルの最高金賞同士という強者のみの状態でさらにもう一度戦わせ、真の日本一を決定した方が大会の趣旨に合っているのではないだろうかと思うわけです。
予選、本選、頂上決戦ですよ。これは盛り上がるぜぇー!
なんならその様子もテレビで放映すればいい。TBSの某人気番組みたいに偉そうなシェフたちに批評させて優勝を決めるんです。そういうの視聴者も大好きじゃないですか。
優勝した唐揚げはM-1王者みたいに1年間ひっきりなしに注文が入るわけ。店はもちろん連日大行列。そうして大会の格は年々上がっていき、最終的には国民的行事になるんです。アメリカはスーパーボウル、日本はからあげグランプリみたいな。
どうですか。日本唐揚協会にこの案をぜひ採用して欲しいですね。協会には立派なスポンサーがたくさんついているみたいだから出来ないことはないのではなかろうか。
今のままでも影響力十分だけどね
とか言ってみたものの、現行制度でも影響力十分なんですけどね。なんだかんだ最高金賞って言われると気になりますもん。僕だけじゃないよね。人間なんてそんなものね。
早速、どれどれ東日本王者は「からあげ家 奥州いわい」さんか。知らんなぁ、調べたろ!おっ、公式ネットショップがあるやんけ!美味そう!注文しよ!
とまぁ見事に最短ルートで唐揚げ発注しちゃいましたもん。送料無料にするため5000円分も。こりゃあまたデブるな。
凄いよからあげグランプリ。
おじーでした。