ピッチクロックを観る
アメリカで日本人たちが躍動しているので、メジャーリーグ観戦も最近は一段と楽しいですね。筒香も頑張れ。
そんなメジャーリーグを観ていると、一際気になるのが新ルール、ピッチクロックでしょう。今季から投手に投球するまでの時間制限が課せられるようになりました。
走者がいない場合はボールを持ってから15秒。走者がいる場合は20秒以内に投げないとボールカウントが1つ増えちゃうということですね。
打者も残り8秒までに構えておかないとストライク扱いになると。
かなり大きなルール変更なので、賛否両論巻き起こっているみたいですが、目的は何と言っても時短です。野球は試合時間が長いからもっと短くすればファンが増えるだろって狙いがあるみたい。
個人的には99%賛成ですね。このルールを導入したことで、試合時間が平均して30分ほど短くなったそうです。
日本も導入そのうち導入するのかなぁ。してもらった方が球場行きやすいなー。
平日ナイター現地はしんどい
だいたい平日ナイターの試合開始時間って18時じゃないですか。そこから1試合だいたい3時間10分くらいが試合時間の相場らしいので、試合終了は21時10分くらい。
これならまだいいですけど、試合展開的に長引いてしまってお尻が22時くらいになったらもう大変です。
終了直後は人も多いので、電車にしろ車にしろ疲れる。帰りが遅くなると「明日も仕事なのになぁー」みたいなことを毎度思っちゃうんですよね。
試合時間が30分も縮まるのであれば、大抵は21時前に試合が終わる計算になりますもんね。これはだいぶ精神的に楽ですよ。21時を回るか回らないかの差はデカい。
サクっと観れるなら仕事終わった後に野球でも行くか!となりやすいですもんね。特にライト層を取り込もうと思うならそういった気軽さは重要なんじゃなかろうか。
結局チケットたくさん買ってもらえば収益的にも潤うわけですし。観戦のハードルを下げるのはいいことですよ。
時短したら滞在時間が少なくなって飲食の売上が落ちるだろ!という声もあるようですが、短期的に見た場合はそうかもしれないけど、結果的にお客さんの母数が増えたらむしろプラスに働くんじゃないかなと思います。
牽制の回数制限を先にやってくれ
まぁピッチクロックですが、バッテリーのサイン交換にピッチコムとかいう専用の機械を使っているからスムーズに出来るってところもあります。メジャーはいちいち捕手がサイン出して、投手が首振ったりしない。ボタン操作よ。
なのでピッチクロックやるならピッチコムもセットでの導入になるんでしょうね。
結構な大改革になるので、来年から日本でも導入ってことになるかは正直わからんところ。
でも個人的に今すぐにでもメジャーの真似をして欲しいのは牽制球の回数制限のルールですね。あれは素晴らしい。
野球観ていて一番シラケるの無限牽制球でしょ。3回も4回も牽制しているピッチャーには敵でも味方でも、せこいんじゃ!ビビってんのか!はよ勝負しろや!と思うのは僕だけじゃないはず。
メジャーの現行ルールだと牽制は2回まで。もし3回目でアウトにできなければボークになります。
時短という点ではもちろん、お客さんがイライラしないという点でもさっさとやった方がいい。執拗な牽制たまんねぇ~!!もう1球ちょうだい、お願い!とかいう変態なんぞ何処にもいないのだ。
ということで、野球の時短は賛成。ピッチクロックとピッチコムは出来るようならやって欲しい。牽制球の回数制限はすぐにでも導入して欲しいと思います。
逆に時短よりも間を好む玄人もいらっしゃると思います。頑なにDH制を嫌がる層もいるしな。皆さんはいかがでしょうか。
おじーでした。