マッチングアプリに対する偏見
僕は世代から若干ずれているのでマッチングアプリなるものには全くタッチしたことがないのですが、皆さんどんな印象持っていますか?
僕の持つマッチングアプリのイメージって言うと、嘘、見栄、欲が渦巻くカオス空間って感じですかね。100%偏見で語るので利用者の方が気を悪くされたらごめんなさい。
そもそもスタートはスマホの画面上での勝負になるわけです。就活で言えば書類選考。書いた文字と顔写真だけで興味を持たせないといかん。次のステップに進まないことには何も起きないですからね。
当然ありのままのことを書いて勝負できる人はいいですよ。でもそこに嘘の文化が1度入り込んできたらもう終わり。あっという間にインフレが起きる。
事務所の清掃している人が弁護士を名乗ったり、病院で受付している人が医者だと言ったり。年収条件に引っかかるために数字を盛りに盛ったらいつの間にか1000万越えしてましたとかね。
視覚に訴えかけるためにも写真は加工しまくり、まるでAIが描いた人間みたいに。はい、これ正真正銘元は僕の写真なんですじゃねぇよ。
これも一度会ってしまえばこっちのもんよ!みたいなある種気合の表れなのかもしれないですけどね、そんなことが当然に行われていると憂き目にあうのは正直に登録している心のまっすぐな者たちです。あぁ、俺以外みんな資産家だから全然相手にされへん、つら。みたいな。本来は彼らのような人たちが救われるべきシステムなのに。
まったくひどい話だよな。今恋愛市場にいる層ってアナ雪で育ってきた世代じゃないんか。ちゃんとありのままの姿見せろや。心が寒いわ。
というのが、マッチングアプリを全然知らない男の印象なんですけど、最近さらに僕を混乱させるマッチングアプリが登場したようです。ネット広告で見かけました。
その名も『人狼マッチ』
人狼マッチ
まだ正式サービスは開始していないみたいですが、今月末リリースらしい『人狼マッチ』
キャッチコピーは「人狼ではじまる恋」
わけがわからないよ。おい、お前ら本当に彼女探す気あるんか。キャッキャウフフしたいだけちゃうんか。
それとも何か「あなたのプレイングは素晴らしかった!ぜひ僕と付き合ってください!」とか言うのか。中学生みたいでかわいいな。
いや、しかし待てよ。人狼は噓つきを探すゲームだもんな。嘘が蔓延るマッチングアプリ界に人狼ってのはなかなか皮肉が効いていて面白いぞ。
嘘の嘘は真実か?
簡単にトップページ見ただけですけど、人狼マッチって本家人狼とは違うみたいなんです。トークテーマがシステム側から出されて、村人は本当のことを、人狼は嘘を言うってルールみたいですね。
こうなってくると大変ですよ。マッチングアプリなんて噓ばかりという前提で進めますね。
村人はまずマッチングアプリ用の1段階の嘘をつくじゃないですか。
村人A-医者です(ニート)
村人B-医者です(ニート)
村人C-医者です(ニート)
みたいな感じで。
更にここで人狼に選ばれたらもう一段階深いところで嘘をさらにつかないといけないんですよ。普通の人ってそんな深い階層で複雑な処理なんか出来ませんからね。
ひょっとしたら裏の裏は表的な理論で真実がひょこっと顔を出すんじゃないでしょうか。
村人A-医者です(ニート)
人狼-ニートです(ニート)
村人C-ニートです(ニート)
ほら!ひっくり返った。
つまり人狼マッチは人狼がついた嘘が実は真実なのかもしれないみたいな、場外乱闘も含めて楽しめるシステムになっているんじゃなかろうかと思います。やるやんけ人狼マッチ。
もうすぐサービス開始らしいので試してみた人は僕まで是非感想を教えてください。
おじーでした。