ブリュレクレープというジャンルが確立されている
突然ですが、僕はクレープが子供の頃から好きでした。
たっぷりの生クリーム、そして甘いバナナにチョコソースがかけられ、もちっとしたクレープ生地に包まれている。
そしてそれを紙でくるみ、歩きながら食べれてしまうなんて、素晴らしい発明だとは思いませんか。
子供の頃は祭りの屋台なんかで売られているのを食べたかったものですが、そういった所は、衛生面に配慮されていないという家の教えから、なかなか食べれずに憧れがどんどん募っていき、たまにちゃんとした店で食べる度にその美味さに感動していました。
今は僕も自己責任で何でも食べるようになったので、どんなクレープも食べ放題ではあるのですが、今度は舌も生意気になってきて、ホイップクリームを使っているクレープなんて食えるか、本物の生クリームの物を出せい!
と、甘味に対するこだわりも育ってしまい、買いに行く店も昔とは違った理由で限られてはいるのですが、やはり相変わらず特別なスイーツとして好きなままです。
なので近隣のクレープ店について、チェックはしておきたいとは常々思っているのですが、今年に新しくオープンしていた店を完全に見落としていました。
ブリュレクレープの専門店『クレーピエトーキョー埼玉所沢店』です。
もちろんブリュレクレープの存在は知っていました。
ですが、あくまで生チョコバナナ、生チョコイチゴやカスタード系があって、変わり種のひとつとしてのクレームブリュレクレープというイメージがあったので、ブリュレクレープ一本で勝負している店があることに驚きです。
僕の知らないうちに、もはや普通考えるクレープのイメージから、ブリュレクレープだけが飛び出して1つのジャンルを確立しようとしているのでしょうか。
気になったので、買ってきて食べてみました。
※2021年1月時点で閉店となっていました
クレーピエトーキョーとは
そもそもクレーピエトーキョーとはどんな店なのか調べてみました。
コムクレープというクレープ店の姉妹ブランドのようです。
今は色んな店がやっているブリュレクレープではありますが、元々はクレーピエkei hasegawaさんという方が創ったコムクレープという富山の店で発祥させたものということでした。
クレーピエという言葉を初めて聞きましたが、パティシエ、ショコラティエ的な位置づけなのでしょうか。
「たかがクレープ、されどクレープ。」というコンセプトでクレープの販売を続け、東京進出も果たし、凄いときは原宿で2時間待ちの行列も作ったそうです。
そんなコムクレープの新形態の店舗がクレーピエトーキョー。
新所沢の店が1号店だそうです。
埼玉なのにトーキョー。その後、群馬の伊勢崎と福岡の北九州市にもオープン。
群馬でも福岡でもトーキョーです。
メニューはいたってシンプルでした。
基本のクレープブリュレ。
その他イチゴが入るか、チョコが入るか、チーズが入るかの違いくらい。
つまりほとんどクレームブリュレ一本で勝負です。
思い切りが凄い。
ラーメン屋のスープが1種類しかないような感じでしょうか。
「うちはこれでやってるんで」という自信が読み取れます。
クレープブリュレチョコザックチョコレート
実際に頼んだのがこちら。
クレープブリュレチョコザックチョコレート。
やっぱりチョコレート入れてしまいました。
クレームブリュレの特性上、最初の一口目がクライマックスになってしまいます。
表面から焦がしたカラメルのいい匂いと、サクサク感とした食感。
うーん、美味い。食事で一番大事なのは最初の一口なのは間違いないでしょう。多分ありませんよね、最初の一口はあんまりだけど、中盤になったら「あれ?これめっちゃ美味いぞ!」ってなる食べ物って。
クレームブリュレはそこが上手なのかもしれない。
そして一番の醍醐味を味わったその後は、バニラビーンズのたくさん入ったカスタードクリームのようなプリンのようなクリームともちっとしたクレープ生地を堪能しました。
美味いですけど、普通のクレープ3回食べたらこれを1回とかのサイクルがいいかなーと僕は思いました。
まぁこれは好みの問題でしょう。
生チョコバナナ好きなんです。
店舗情報
店名:クレーピエトーキョー埼玉所沢店
住所:〒359-0044 埼玉県所沢市松葉町23-20
電話:04-2902-6474
営業時間:11:00〜19:00
定休日:水・木曜日(祝日の場合は営業)
アクセス:西武新宿線「新所沢」駅 東口より徒歩3分
新所沢駅東口交差点角
駐車場はありませんでした。駅の近くなので、電車で行くか、近くのコインパーキングに停めることになります。