おじ語り

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ブルボンのガトーレーズンを改造してマルセイバターサンドにしたい

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美味しいお土産の代表格『マルセイバターサンド』

マルセイバターサンド

日本全国で色んなお土産が売っています。

東京の『東京ばな奈』、仙台の『萩の月』、伊勢の『赤福』などなど…

地方の名産を挙げ始めたらきりがありませんが、誰でも〇〇県のこのお菓子がとっても好き!というお気に入りがあるのではないでしょうか。

僕は北海道の『マルセイバターサンド』が大好きです。

言わずと知れた六花亭の代表作ですね。

濃厚なバタークリームラムレーズンが奏でる絶妙なハーモニーが食べた時に幸福感さえ感じさせてくれる傑作です。

脳から快楽物質的ななにかがドバドバ出ると言っても過言ではありません。

通販や北海道の物産展、アンテナショップなんかで購入することが出来ますが、逆に言えば、買うぞ!と意気込んで、狙った動きをしないと手に入りません。

もっと気軽に楽しみたいなと思ったあなたへ朗報!

ブルボンのガトーレーズンはご存知でしょうか。

ガトーレーズンファミリーパック

クッキーにラムレーズンとクリームがサンドされた商品で、まさにマルセイバターサンドと同じ構成なんです!

もちろん全国のスーパーに売っていて価格はお手軽。

マルセイバターサンドとはかなり違った味わいですが、方向性としては似ています。

そうです、まさかの2日連続でブルボンの記事です。

今日は僕の知恵を結集し、ガトーレーズンを魔改造してマルセイバターサンドにしましょう。

マルセイバターサンドの研究

マルセイバターサンド

これが包装を開けた時のビジュアルです。

驚くのはそのバタークリームの分厚さ。

ホワイトチョコレートとバターを配合して作ったクリームとのことですが、濃厚な風味と口溶けがたまりません。

ちあわせ。

そしてラムが香るレーズンがアクセントになって全然しつこさは感じないという完璧な布陣です。

この贅沢な味わい、1つ130円ぐらいするのも頷けます。

実に美味しい。

ガトーレーズンの分析

ガトーレーズン

記憶の中のガトーレーズンよりなかなかいい見た目でした。

ただやはり、ぱっと見で分かる通りクリーム部分の厚みがマルセイバターサンドに比べるとかなり薄い。

ここをこちらでおぎなってあげればあるいは!

よし、開いてみましょう。

ガトーレーズン

ラムレーズンはなんと5粒も入っていました。

クッキーの大きさから4粒くらいやろと予想した僕の完全敗北です。ブルボンさんお見逸れいたしました。

食べれば、ラムの香りがちょっとマイルドな気がする。

ブルボンは老若男女問わずお菓子を楽しんでもらいたいというファミリー向けの商品を作っていますからわざとでしょうね。

大人の男の僕としてはもう少しクセが強くてもいいな。

もちろんそのままでも美味しいですよ。

何と言っても僕がブルボン全商品中1番リピ買いしている商品です。

ルマンドより断然ガトーレーズン。そんな仲間がいたら友達になってください。

価格については、今回買ったファミリーパックが250円くらいだったので、1つ25円です。

だいたいマルセイバターサンドの2割くらいのお値段ですね。

ガトーレーズン改造開始

さぁ!2つのお菓子を食べ比べて、僕がたどり着いた結論はこちら。

クリームの厚みと洋酒の香りを足せばいい!

そこでガトーレーズンにちょい足しする2つの食材がこちら!

ラム酒とバターです!

ラム酒とバター

え?バタークリームじゃないの?と言われるかもしれませんが、ホワイトチョコレートとバターを合わせた美味いクリームなんて作れません。

男は素材の味を大切にするんです。

これでいかせてください。

ラム酒については言わずもがな。洋酒の香りをもっとフワっと口から鼻に抜けるようにしたいのです。

ラム酒塗布&バターオン!

ラム酒塗布&バターオン
ラム酒塗布&バターオン
ラム酒塗布&バターオン

まず香りつけで元のガトーレーズンにラム酒を塗り塗り、そしてその上に切ったバターを乗っけました。

そしてクッキーを元に戻し、サンドすればもうガトーレーズンバターサンド(仮)の出来上がりです。

なんということでしょう。

ガトーレーズンバターサンドはバターの味

ガトーレーズンバターサンド

さぁ実食です。

どうです!本物に負けない厚みになりましたよ!

食べました。

結論から言うと全然マルセイバターサンドにはなりませんでした。

えぇ、まったくね。

これだけ長い前置きをし、偉そうに手順まで説明した結果が出来ませんでした。

期待を込めながら読んでくれた方には大変申し訳ないですが、真似はしないことをおすすめします。

まず家に常備してある有塩バターを使ったのですが、ふんだんに入れた為に塩味がかなり主張してくる。

そしてバターが強いのでガトーレーズン本来の味が相対的に弱くなる。

レーズンを感じづらくなってしまいました。

バターが溶けて口の中で混ざりあうとなかなか芳醇な味わいとなって美味いのですが、口に入れた瞬間はバターとガトーレーズンが分離して一体の物としては味わえませんでした。

しかし1番思ったことは「バターうめぇ」。

いつも品薄なのも納得のバターの美味さを再確認させられました。

マルセイバターにしたかったのに、バターの味を楽しむこととなってしまったのです。

みんなそのままでいい。

今回の実験で思ったことは、六花亭のマルセイバターサンドが食べたければ通販やら物産展で買いなさいということでしょうか。

ガトーレーズンはガトーレーズンでオンリーワンだからそのまま食べなさい。

ガトーレーズンのバランスってものは完成されているのよと。

そして、バターはそれだけでもすごく美味しいから冷蔵庫に常備出来るように売り場の在庫のチェックを怠るんじゃないぞと。

そんなことを考えました。

メーカーが作った黄金比に素人が簡単に手を出すべきではなかったということですね。

しかし今回は有塩バターをそのまま使うといった横着をしてしまいました。

いつか無塩バターを用意し、クッキーから自作して、バタークリームも作って再チャレンジの機会を作りたいと思います。

そしたらもはやガトーレーズン関係なくなってしまうな。

お菓子作りもだいたい有塩バターでやっちゃうんですよね。ケーキとかだと上手くいくんですが。

さて、今日は本当になんの意味もない僕の休日紹介になってしまいました。

マルセイバターサンドとガトーレーズンはどちらも美味いので是非そのままお召し上がり下さい。

おじーでした。