ドミノ・ピザが完全にチーズ好きに照準を合わせている
最近ドミノ・ピザのチーズ推しがやばい。
チーズ好きは急いでドミノから目を背けないと体重が増えることになるぞ。
ウルトラチーズについて
ちょっと前は一枚のピザにチーズを1キロ載っけましたという思い切ったメニューをリリースして、チーズ好きたちの度肝を抜いてきました。
僕は当時、ちょっとそれは食える気がしなかったので、一回り小さいチーズ700gのピザを食べました。
それでもガツンとしたボリュームを感じました。
ガツーン!
こういったインパクトのある商品、コンセプトとしては大好きなのですが、これだけだと食べ進めていくうちに正直飽きちゃいました。
食べ終わることにはマルゲリータが恋しくなる。トマトの偉大さを知るピザがウルトラチーズでした。
ちなみに期間限定だったと思っていたのですが、未だに売っています。
新メニュー「ワールド10チーズ・クワトロ」
そしてこの夏。
ドミノ・ピザがウルトラチーズの単調さを完全に克服したチーズ好きのためのメニューをまたリリースしてきました。
その名も「ワールド10チーズ・クワトロ」
その名の通り、世界中のチーズが1枚のピザの上に集結しています。
なんと開発に1年かけたとか。
4種類の単品ピザが1/4枚ずつ食べられるお得感のあるメニューです。
東京オリンピックは開かれませんでしたが、各国の代表チーズが一堂に会するその様はまるでチーズの祭典です。
選手紹介をしましょう。
①イギリス レッドチェダー
英国紳士。『英国産チェダーチーズ&ハム』部に使われています。
②オランダ ベームスター
とっても美味かった。コク深いチーズ。
『オランダ王室御用達ベームスターチーズ』部分に使われています。
③フランス ミモレット
オレンジのチーズ。からすみみたいと言われる。
『フランス産ミモレットチーズ&シュリンプ』部に使われています。
④デンマーク ブルーチーズ
⑤イタリア ボッコンチーニ
⑥北海道 カマンベールチーズ
⑦たぶんニュージーランド パルメザンチーズ
⑧たぶんオーストラリア ゴーダチーズ
⑨たぶんオーストラリア チェダーチーズ
⑩アメリカ モッツァレラチーズ
これらの7種が『プレミアムセブンチーズ』部分に使われています。
なんという過剰なチーズ武装でしょうか。
4種のチーズピザだけでも贅沢感あるのに。
以上、総勢10種類のチーズが使われています。
これはチーズ好きとしてはスルーするわけにはいかんなということで買ってまいりました。
ワールド10チーズ・クワトロ食べる
さぁ、テイクアウトしてきました。
箱に書いてある理念みたいなのを読んでいくと腹が減ってきます。
さっそく食べましょう。
ウルトラチーズの弱点は克服された。
味が違うので手が進んで、ぺろりと食べられます。
7種もチーズを使っている部分より、ベームスターチーズ部分の方が美味しかったのは衝撃的でした。
個の力が凄い。ベームスターチーズはまさにロッベン。
ドミノ・ピザのポテンシャルは凄いけどピザーラの方が美味い
ドミノ・ピザは毎回購買意欲をそそる商品をリリースしてきます。
そして毎回買ってきて食べるんですがピザーラの方が美味いなーと思います。
なぜかはなんとなくわかっています。
この箱が僕の車についていないから。
僕は辺境の地に住んでいるので、配達してくれるピザ屋はピザーラさんしかありません。
なのでピザーラは配達。ドミノは自分で取りにいきます。
そこで決定的に差が出るのが保温力。
ピザの配達は保温バッグに入れた上に、バイクについたあの謎の箱に入れてくる2重保温。
焼きたての状態を長く保てるんですね。
やっぱり料理は出来たて、温かいうちに食べるのが1番美味い。
そこの差は大きいんだなと感じます。
なので僕がもっとドミノ・ピザを本気で楽しもうと思ったら、最低でもでかい保温バッグ、できれば謎の箱付きのバイクに乗っていかないと自動的にドミノにハンデを背負わせていることになってしまいます。
ピザのために引っ越すのも嫌だし。
本気のドミノピザを楽しみたければ、僕も本気を出さないといけない。
そう思う夏でした。