おじ語り

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うどんのゆで汁は違うだろ!

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あぁ素晴らしきスープ割サービス

麺類を食べていて、なんて素晴らしい文化なのだろうか!と思うのってスープ割サービスじゃないですか?

そのままではしょっぱくて全部飲めないというスープがスープ割によって美味しく完飲出来るようになるという心もお腹も大変満足となるありがたいサービスです。

つけ汁系の麺類には定番ですよね。世の中には色々とあるじゃないですかスープ割が。

つけ麺 割りスープ

やっぱりスープ割界で最強だなと思うのは断然つけ麺ですよね。『割りスープ』です。

ラーメンのスープって塩味をつけるタレとしょっぱくないスープを合わせるということによって全体が構成されるじゃないですか。

つけ麺の割りスープってこのタレが入っていない、しょっぱくないスープ部分をくれるわけですよね。

めっちゃ嬉しいじゃないですか。そんな!まだスープ貰えるんですかぁ!?みたいな。だってスープって多分店が一番一生懸命作っている部分でしょ。それをオマケみたいに貰うの申し訳無い気すらします。

しかも店によっては、ここにさらに三つ葉とか柚子とか入れてもはや別料理に変えてくれますからね。とんでもないサービス精神ですよ。

つけ麺の割りスープは素晴らしい。

お蕎麦 そば湯

続きましてド定番。お蕎麦でスープ割と言えばもちろん『そば湯』ですよね。

あのちょっとドロっとした液体。

言ってしまえば蕎麦を茹でた汁をそのまま使っているだけだからありがたがるようなもんでもないけど、意外とファンが多い。蕎麦の最後はそば湯がないと嫌!って人もいる。

なんでこんなそば湯とか言って確固たるポジションを築いたかと言われると蕎麦の特性に理由があるそうで。

蕎麦って他の麺たちに比べると栄養豊富なのが強みとしてありますが、その栄養の一部は水溶性なのでガンガン茹でると茹で汁に溶けていくということらしいんですよね。

なので蕎麦の栄養を余すことなく摂取するにはそば湯もがっつり飲むのがいいとされてきたとかなんとか。

わからんでもない。

うどん うどんのゆで汁

僕は武蔵野うどん文化圏に住んでいるので、基本的にうどんもつけ汁タイプです。

よく行く好きな武蔵野うどん屋といえば竹國ですが、そこでもスープ割サービスが行われていますよ。

うどんのゆで汁サービスです。

いかがなものかと思うぜ俺は。うどんは抜群に美味いけどよ。

つけ麺は店主の魂がこもった割りスープ。

蕎麦はそばの栄養が溶け込んだそば湯。

そしてうどんは麺を茹でるのに使った後のお湯ですよ。うどんの茹で汁。

なんかもっとないのかよ!って気がしてしまいますがどうなんでしょうね。頼んだことないけど、意外と好きな人もいるのかなぁ。いないとメニューに書かれてないと思うしな。

もうシンプルにお湯!の方がいい気がしなくもないですけどね。

でも環境にはちょっといいのかもね

でも考えようによってはうどんの茹で汁を飲むのもいいのかもしれませんね。

つけ麺みたいに美味さとか、そば湯みたいに栄養とかじゃなくて。

時代はSDGsですもん。環境負荷を考えなきゃ。

日本一のうどん処といえば香川県。その香川県には『高濃度うどん排水処理施設』なんてもんが点在しているらしいです。

やっぱりうどんの茹で汁をそのまま捨てるのは環境にかかる負荷が高いということで、高濃度うどん水を綺麗にしてから捨てるんだとか。

そう考えるとみんながスープ割としてうどんの茹で汁飲めば、その人自体が人力高濃度うどん排水処理施設に早変わりってことになりますもんね。いいじゃないですか、香川は施設、埼玉はお客でいきましょうか。

まぁ業務用に茹でているうどんの量からしたらみんなが茹で汁飲むくらいでは全く変わらんかもしれないけども。

一度つけ汁の茹で汁割りも試してみてもいいかなーとか思ったり思わなかったり。

おじーでした。