おにぎり太郎を発見
なんか最近おにぎり屋が流行っているらしいですね。
店によっては行列が出来ているとか出来ていないとか。
僕も赤ちゃんの頃からアンパンマンで一番好きなキャラはこむすびまんだったから、流行を30年ほど先取りしていたと言っていいだろう。いや、言っていいでござんしゅ。
そんなおにぎりパイオニアの僕は先日キムタクのYOUTUBEチャンネルを観ていました。
そして発見してしまったのです。
おにぎり太郎を。
新ジャンル熱々おにぎり
キムタクとおにぎり太郎。
このクリックしたくなるサムネ凄くないですか。
おにぎりみたい顔をした青年がおにぎりを持っている。
ほんで世界一のおにぎりとか書いてあるぞと。
ついつい観ちゃったんですけど、このおにぎり太郎くんがめっちゃ面白かったんですよ。
キムタクに塩むすびを振る舞うんですけど、炊きたてホカホカのご飯を素手でガッといくわけです。
その時の表情がもう超熱そうで。
普通こういうパターンって職人さんが「いえ、鍛えていますから全然熱くないですよ」みたいなテンションで渾身の料理を振る舞うのが定番じゃないですか。
おにぎり太郎はもう見るからに限界の一歩手前みたいな顔でおにぎりを握るんです。
もしかしたら限界を超えながら握っているのかもしれません。
正直めちゃめちゃ笑った。
完成した塩むすびを食うキムタクの感想も「熱い」ばっかり。
かつてそんなおにぎりがあっただろうか。
面白さで言えば、芸人が熱々のおでんを食うやつと通じる部分があると思うんですが、あれよりずっと尊いですよね。
芸人が熱々おでんを食うのは脈絡がないのに笑えるじゃないですか。
その一方で食べ物で遊ぶんじゃないよって考えもちょっとよぎりますよね。
おにぎり太郎は美味しいおにぎりを握りたいという意志があるから、熱々のご飯を素手でいくのを見ている側としても応援したくなる。
なるほど、同じ熱いでもストーリーがあるからいいんですね。
いや、そもそも目的が全然違うんだけども。
彼のおにぎりを握る様子はSNSで大バズリしていたらしいから、みんな人が熱がるのを見るのが大好きのようです。
熱湯風呂とか大昔からTVの企画でやっているけど、謎の需要ですね。
他人の熱々需要。
人間の不思議な習性なのかもしれません。
おにぎりは食べたくなったけど、真似はできないからやっぱりおにぎり太郎は凄いんだと思う。
美味しいのかな。熱々おにぎり。
おじーでした。