おじ語り

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車好きと絶望的に価値観が合わない

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VS 車好き

先日職場の人が某高級ブランドの車を買ったという話をしてくれました。おそらく600万とか700万くらいする商品じゃないかと思います。

納車式の写真を見せてもらったのですが、車に綺麗な白い布がかぶせてあって、車の両サイドにはそれぞれ男女のスタッフが佇み、そしてなぜか脇にワインクーラーに入ったシャンパン。

これでもかというくらいそれっぽい雰囲気を演出していて、さすが高い車は何から何まで金がかかってんなと感心したんです。純粋な気持ちで凄いですね!とか言ってました。そこまではいいんですよ。

ほんでちょうど僕も来月フィットが納車なもんだからなんとなく「僕も来月納車なんですよー」と投げたらなんて返ってきたと思います?びっくりしましたよ。

「おじーくん、君も仕事頑張っているんだからもっといい車を買おうよ」って。

ねぇねぇ!超絶余計なお世話なんですけど!

さすがの僕もプッチーン!ときましてね。マジでエビバディプリンプリンよ。

もちろん反論しました。

今もっといい車をとおっしゃいましたが、僕はフィットを心底いい車だと思って買っているんですがねぇ。そこに一切の妥協はなく、これだ!と思って発注しているんですよ。佐藤記者、あなたには分からんでしょうねぇ!とか言って。

そしたら「さすがおじーくんだ!」とかいう謎の会話の終わり方をして喧嘩にはならなかったんですが、改めて車好きとは絶望的に話が合わんと思いましたね。

いい車の定義は人それぞれ

別に相手も悪気があって言ったわけではないでしょう。車に対してまったくお前は大人物だなぁ!いうデリカシーの足りない褒め言葉ですらあったかもしれません。今回のコミュニケーションミスはお互いに「ウチの子が一番!」を貫いたから起こってしまっただけですよね。

そもそもいい車の定義がずれているんですもん。

相手の考えるいい車は高級でブランド力があること、大きな車体に高馬力でパワフルな走り、新しいモデルとかおそらくそういったことでしょう。

僕の考えるいい車はそうじゃない。

手頃な価格ながら高速道路だって問題なく走れること、コンパクトで住宅街でも運転しやすいこと、10年以上乗っても飽きがこない普遍的なデザインと耐久性。

ここらへんですからね。仮にtotoBIGで6億円が当たったとしても大きな高級車に乗りたい!とか絶対思いませんよ。

インタビューしたわけじゃないので僕の偏見が多分に含まれているかもしれませんが、ほぼ真逆の価値観と言ってもいいかもしれませんね。意外と最近では僕側の人間の方が多いんじゃないかと睨んでいるのですが、いかがでしょうか。

もはやここまで逆だと話が合わないのも当然です。「いつかはクラウン」チックな人は自分とは別の世界の人間だと思って黙って暖かい微笑みを送るのが一番いいのかもしれないな。

「良い」の定義は人それぞれ。まぁ何事もそうだもんね。

おじーでした。