土用の丑の日は鰻?
今日は土用の丑の日ってことで、街中の色んなところで鰻の文字を見ますね。パン屋にうなぎパンなんていうニョロニョロしたものがあってびっくりしましたよ。
凄いですよね。お!土用の丑の日だからうなぎパン買って帰ろう!なんて人は果たしているのでしょうか。
でもこういうのこそいいですよね。鰻なんてシラスウナギが減って今や絶滅危惧種とか言われて値段がガンガン上がってますもん。
聞けば『土用の丑の日には鰻』って文化も、遠い昔に「夏は『う』がつく食い物で乗り切ろう」とかいう超テキトーなキャンペーンから始まったらしいじゃないですか。なんすか、『う』のつく食い物って。いくらなんでも広すぎません?
じゃあなんだ?ウーロンハイでもいいんか?海ぶどうツマミにしてよぉ!よし、これで『う』をいっぱい摂取したから夏バテしないぞ!とか言ったらお兄さんちょっと酔いすぎじゃない?って心配されるぞ。
というか土用がなんで、丑の日がなにかこちとら全然わかってないからな。なんなん土用の丑の日って。土曜の暑い夏の日とかにしろ。
よく言われることですが、鰻の旬は冬なんですよね。だから夏は別にうなぎパンでもいいやって心こそが真に賢いスタンスじゃなかろうかと思うんです。
とは言えですよ。こんだけ道を歩けばウナギ、スーパーに行けばウナギだとね。食いたくなるのが人の心ってもんです。だってシンプルに美味そうなんだもの。広告ってずるいよね。問答無用できっかけ与えてくるもんね。
今年は土用の丑の日のウナギなんてやめちまえと思いながら、はま寿司のうな重を食べました。俺たちはみな矛盾を抱えながら生きているのだ。
はま寿司 うな重
はま寿司のうな重!なんて聞くと僕がはま寿司贔屓のためかすげぇ美味そうな気がしてきますが、考えてみれば同じゼンショーグループのすき家でもうな丼は主力メニューでしたね。
牛丼屋のうなぎ!っていうと一段劣るイメージがありますが、実際は同じうなぎを使っているのでしょう。うな牛のセンスはいかがなものかと思うけどな。
だからすき家のうなぎと同じくはま寿司も安いです。うな重1,000円ちょい。
ゼンショーグループのウナギは中国産だけど養殖には山からの水を使ったり、10回も検査したりと、とにかく安全には気をつけているってさ。
ちなみにすかいらーくグループ夢庵のうな重は宮崎県産の鰻を使っているから4,000円弱なんですよ。金が有り余っていたらそっちで買うんだけどもなー。
さて、こちらがはま寿司のうな重。
うな重に厚焼き玉子と粗切り本わさびという構成。あと小袋で山椒も。このわさびもかなりツンとくるけどもウナギによく合っていたと思います。
美味しゅうございました!
よし、うなぎ食って満足したので再び土用の丑の日にうなぎ食うのなんてやめちまえってスタンスに戻ろうと思います。口にタレつけながら。
夕飯は美味いトンカツと潤いキャベツサラダで『う』を補給するかな。
皆さん土用の丑の日いかがお過ごしでしょうか。
おじーでした。