一番美味いカレーの作り方
家庭料理の代表格と言えばカレー。
カレーを作らないご家庭なんて無いと言ってもいいでしょう。
そんなカレーですが、作る人によってけっこう色んなこだわりを見せがちですよね。
隠し味にコーヒーを入れますとか、チョコレートを入れますとかね。
その人のカレーへのこだわりが垣間見える瞬間ってやつです。
一方でこんな説もあります。
『結局カレーはレシピ通りに作るのが一番美味い』
各メーカーが研究を重ねて一番美味くなるレシピを作っているんだから、それに従うのが吉だぜみたいな話です。
その昔、実際に検証した番組もあったみたいですね。
そうかもしれない。そうなのかもしれない。
だけども、カレーってのは最高のアレンジを目指すことこそが楽しい料理なんじゃあねぇか?
カレーなんて何しても美味い
少し話はズレますが、サバイバル生活での最強の調味料はカレー粉だなんて話をよく聞きます。
野草だろうが、カエルだろうが虫だろうが、カレー味にしてしまえばなんでも美味く食えるということからそう言われます。
凄くないですか。カレーには山中のサバイバル料理ですら美味しくしてしまう力があるんですよ。
そしたらもう、キッチンでカレーを作ったら、たとえかなり無茶なことをしても不味くなりようがないじゃないですか。
結論カレーなんて何したって美味いのです。
そんな最強の料理カレーを黙ってレシピ通りにしか作らない。
果たしてその人生には面白みがあると言えるでしょうか。
いいえ、人生に必ずしも冒険が必要だとは思いませんが、カレーで冒険するくらいは誰だってするべきです。
アイスはバニラしか食わないぜという人であろうとカレーにはケチャップでも入れてみればいいのです。
そうです、カレー作りはこの世で一番手軽な冒険だと言えるでしょう。
インドカレーっぽいカレーを目指す
なんでそんな話をするかって今日カレーを作っていたんですね。
猛烈にアレンジしまくっていましたよ。
テーマは市販のカレールウを使うけど、インドカレーっぽさを感じることの出来るカレー。
まずは大量のショウガを使います。インドカレーはやたらショウガが効いている。
ほんで水を減らす。その代わりに牛乳を使う。
これは僕がよく行くインドカレー屋が水を一切使わないポリシーらしいので、そこをオマージュしました。
さすがに完コピして水ゼロにするのは怖いので減らすにとどめましたけどね。
最後にさらに水を減らして、カットトマトを入れる。
これは完全に気まぐれ。
そんな感じですかね。
結果的に水は正規の量の半分以下で、そこを埋めるように牛乳とトマトを使った形です。
カレー作り楽しもうぜ
はい、ということで完成しました。
ごくごく普通の家庭のカレーじゃねぇか!という声が聞こえてきそうですが、いや意外と狙い通りの味になっているんですよ。
ショウガのパンチと牛乳のマイルドさと。
ノーマルレシピよりややインド風になっています。ややですが確実になっています。
大満足ですね。
何が良かったって今回の定めたカレーの方針に対して行った自分の施策が間違っていなかったことですよ。
レシピ通りにカレーを作って食べていたらただ美味いで終わりますが、アレンジした結果狙い通りの美味さになったらもうそれは感動ですらあります。
カレー作りは自由で楽しく、そして美味しくあるべきだ。
むしろそれがカレーを作る楽しみであると言えるでしょう。みんなどんどんアレンジするんじゃぞ。
おじーでした。