チャーハンにソースは超美味い
突然ですが、チャーハンって美味いですよね。
自分で作っても簡単で美味いし、店で食べても早い美味い。
最近は冷凍食品のチャーハンも凄いです。
安い、簡単、美味しい。
冷凍チャーハンと冷凍餃子と冷凍パスタがあれば生きていける。
ただ皆さんの食べているチャーハンって完全体じゃないんですよ。
チャーハンはソースをかけて初めて完全なるチャーハンになります。
パラパラだとか、しっとりだとか、黄金だとかそういう問題じゃあねぇの。
ソースをかけるかかけないか。これが分かれ道。
マジで一段階上の美味さとかじゃないですからね。
料理として完成か、未完成かとかそういうレベルの話と言っても過言ではないですよ。
チャーハンにソース、これは僕の実家ではわりとごく当然の組み合わせで、昔よく出前を取っていた人気ラーメン店のチャーハンにウスターソースの小袋が添えられて提供されていたんです。
僕も幼少期から当たり前にその店のチャーハンスタイルに馴染んで育ったので、チャーハンにはソース。これが常識でした。
プロがそうやって提供しているんですから。
ほんで、大学進学で新潟を離れて新たな交流が生まれます。
一緒に飯を食う中でチャーハンにソースをかけたらなぜか仰天されるじゃあないですか。
お前何をしているんだと。
こちらから言わせてもらえばね、お前こそ何を言っているんだって話ですよ。
まぁ四の五の言わずに君もやってみろいと食べてもらえば、その友人もすぐに大納得しました。
僕と出会った最大の収穫がチャーハンにソースという食べ方を知れたことだったと彼は言います。
僕は冷蔵庫にウスターソースを常備していないので、中濃ソース派ですけどね。
これも超美味いですよ。
むしろソースが必要な場面はほとんど中濃でいいですよね。お好み焼きとたこ焼きだけを除いて。
ウスターソースの存在意義がわからない。とんかつソースなんてもっと不要だ。
中濃ソース最強!
こんな有識者みたいな語り口で筆を進めてしまいましたが、実際問題チャーハンにソースという食べ方が日本でどれくらい浸透しているのかわかりません。
実は思ったよりみんながそうしていて「おいおい、今更なにをそんな当然のことを言っているのかね」と笑ってくれたら良いのですが、逆にこの食べ方があまり行われていなかったらどうでしょう。
国家的な不幸ですよ。
みんな本当のチャーハンを知らないだから。
チャーハンにソース。
やったことない人は明日の仕事帰り、スーパーでニチレイの冷凍チャーハンでも買ってみましょう。
ほんでレンチンした後に中濃ソースを2回し。
スプーンで掬って口に運んでみてください。
新たな世界を我々がお約束します。
おじーでした。