トイレ詰まりの多い時代
昨日友達からトイレが詰まって大変だという話を聞きました。
そりゃ大変ですね。トイレが無いとかなかなか恐怖シチュエーションですから。自分の家は確実に使えるトイレがあるというのが安らぎの根源の1つになっているところもあると思います。
そう言えば最近僕もトイレ詰まりの話題をどこかで聞いたなと思って記憶を辿ったんです。
住宅のメンテナンスサービスの担当者の話でした。
コストコのトイレットペーパーは使わないでください、流せる便座クリーナーもなるべく流さず燃えるゴミにしてください。なぜなら詰まるから。
とかいう案内をちょっと前に受けたばかりです。
なんでトイレットペーパーを指定されなあかんねん、なんで流せるクリーナーなのに流しちゃあかんねん!と思うじゃないですか。
節水トイレのせいなんですって。
節水トイレは詰まりやすい
なんで最近のトイレは詰まりやすいか聞きましたよ。サービス担当曰く、昔に比べてトイレが節水志向になっていて流水量がかなり少なくなった。なので丈夫な紙だったり、溶けにくい紙、大量の紙を使用すると詰まってしまうんだってさ。
じゃあよ、節水しなくていいだろ。
たしかに住宅のカタログというか仕様を見ると、トイレのページではいかに自社のコーティングが優秀かに加えて、いかに節水でエコかという点も謳われていました。
そりゃ節水という一面を見たら良いだろうさ。水道料にも優しいし、環境にも配慮できる。
でも代わりに旧式より詰まりやすいですってなると話は全然変わりますよね。
皆さん湖に便器を落として女神が出てきたららどうします?
「節水できるけど詰まりやすい便器、節水は出来ないけど詰まりづらい便器、あなたの落としたのはどっちの便器?」って聞かれたら。
ゴホンゴホン、僕が落としたのは黄色の便座!とか言ってお茶でも濁しておきますか。
いや、普通に考えたら節水出来なくても詰まりづらい方がいいですよね。トイレ詰まりの弊害はあまりにデカいぜ。しかも、そっちなら好きなトイレットペーパーも使えて、お掃除シートも流せるんだろう。
でも今ってどこのメーカーも基本が節水便器ですもんね。非節水型をくださいって言っても逆に手に入りづらいと思います。くそぅ。
トイレメーカーさんたちがどこにラインを置いているのか知りませんが、節水だけを争点にするのではなく、詰まりにくさという能力にもスポットを当ててあげても良いのではないかと思いました。
おじーでした。