おじ語り

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スノボの醍醐味は温かい飯と温泉にこそある

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ウィンタースポーツと言えばスノボ

スキー場のイラスト

はてなブログの今週のお題が『冬のスポーツ』についてということです。

まさに今北京五輪が開催中ということで、観ている人にはもってこいの話題なのでしょうけど、いかんせん何も観ておりません。なので語れない。

まぁウィンタースポーツと言えば普通スキー・スノボですよね。

関東で一人暮らしを始めた大学1年の頃、初めてスノーボードをやりました。サークルの合宿だったと思います。

新潟出身だということで「新潟って授業でスキー・スノボやるんでしょ?」という謎の田舎見下し発言を複数人から何度も受けるという鮮烈デビューですよ。あれなんなんですか。新潟の人はマジで気をつけたほうがいいですよ。

関東の人って新潟県全域が雪山だと思っているんでしょうか。一応でっかい平野もありますからね。むしろ人が沢山住んでるとこは山ないんですよ。

授業でスノボなんて1度もやったことないのに勝手に期待のこもった目で見てくるのやめてくれ。

そしていざスノボをやったらやったでまぁすぐ飽きること。

昇る降りるの繰り返しに飽きる

スノボって工程を分解すると2工程じゃないですか。

・リフトで昇る。

・滑り降りる。

これだけ。

スノボが好きって人はこの単純作業の繰り返しの中に楽しみを見出せるんですから凄いですよ。多分上手くなりたいという向上心が強い人が多いんでしょうね。上級者コース行きたいとかジャンプがしたいだとか。

僕は向上心が欠如しているので様々な分野で永遠の初心者の位置に甘んじてしまいます。当然スノボに対する情熱も全く熱くない。とても雪山の寒さには太刀打ち出来ません。たしかに銀世界という非日常の中を通常出せないスピードで滑るという爽快感は認めます。

でも正直3往復でかなり飽きます。もういいや。寒いし、尻濡れたし。どうせ次のスノボは3年後か5年後、なんなら一生行かないかもな。

みたいな超絶低い意識のもと早々に滑ることをやめ、高くて美味くないラーメンを食べにレストランへと移動します。

 

スノボラーメンは3倍美味い

上から見た醤油ラーメンのイラスト

こんなこと言っているとさぞスキー・スノボが嫌いなのかと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。滑らない者には滑らない者なりの楽しみがあるのです。好きと言ってもいいかもしれない。

まず寒い中で食う温かい飯は最高です。

スキー場内のレストランというのは基本的に美味しくない飯を高い価格で販売しているので、それこそ街中にあったらすぐ潰れるクオリティの店ばかりです。おまけに店員は無愛想ですし。

しかし長いリフトで足を一生懸命プラプラさせ、人混みのコースをぼちぼち無難に滑って冷え切った体と冷めた心にこの高くてまずい飯は超染みます。

ラーメン1000円。おつりなし。味はスーパーの軽食コーナーで提供される素朴なやつそのもの。

スープをズズズッっとすすれば、もう最高。塩分が染みる。スノボラーメンは3倍美味い。

あぁ、これぞスノボだわーって僕は高くて美味しくないラーメンを食べて思うわけです。

カレーでも甘酒でもなんでもいい。全部高くて全然美味しくないけど最高。

そして食べ終わったら次は温泉です。

スノボ温泉は3倍気持ちいい

温泉に行く人のイラスト(男性)

ラーメンを食べたら心身が温まり、またリフトに乗ってもいいかなというテンションになります。もちろんスノボに興じたければその道をいけばいい。

でも確実にもっと良いのは温泉ですよ。もうスキー場はあとにして、ホテルに戻っちゃいましょう。

露天風呂は明るい時間に入ると、より非日常感を得ることができますよね。

そしてスキー場で冷えきった体を暖かいお湯で温めるというギャップで、その心理的効果は普通の温泉旅行で入る露天風呂の3倍ですよ。老若男女関係なしに絶対オッサンみたいに「あぁぁ゛〜」って声を出すに違いありません。温泉に入ってこれぞスノボだわーとまた思うわけですね。

空腹は最高のスパイス。じゃあ寒さは最高の入浴剤ですか。

スノボ温泉は3倍気持ちいいのです。

 

グループの和を乱すので仲間が必要

以上、僕はスノボの楽しみは温かい飯と温泉にこそあると思っています。温泉がないスノボは行きたくありません。

スキー・スノボに自ら行くことは100%ないのでグループ旅行が常ですが、上記の通り僕はすぐに滑ることをやめてしまいます。

これを一人でやっていると変わり者、空気読めない、バカ、アホ等の不名誉なレッテルを頂戴しかねません。せっかくの楽しい旅行で自分の株を下げてはいけません。

ここで必要になるのが観察眼。

同じグループを見渡し、どう見てもこいつも完全にスノボ飽きてるじゃんって同志を見つけ、「なぁ、さみぃし風呂行こうぜ」と思い切って仲間を作ることが大切。

不思議なもので2人以上であれば、なぜか格好がつくのです。利害の一致で感謝もされる。

ということで、ウインタースポーツといえばスキー・スノボ。好きでもないのに誘われてちょっと悩んでるって人がいたら飯と温泉旅行のつもりで行くと意外と楽しいですよ。

おじーでした。

今週のお題「冬のスポーツ」