おじ語り

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服って溜まる一方だよな

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服こそ捨てられない

はてなブログの今週のお題が「捨てたい物」についてですって。

引っ越しの時に大鉈を振るって物を家具やら家電やらの面倒くさい筆頭を含めて捨てたので、今は家にこれ捨てたいなーという余計な物って少ないんですけど、服だけは溜まる一方ですね。

服を捨てるのって凄く難しくないですか。
クローゼットを開けない限りは特に意識することもなく、邪魔になることもない。

だからこそミニマリストたちはこぞって「私のクローゼットの中は53着です」みたいにフリーザ様みたいなことを言いながら覇を競っているのでしょうね。

買うのは簡単なんですよ。
毎月のようにユニクロの服買ってますもん。ユニクロは神。

昨日もFF16のTシャツ買ったから、もうFF10、FF15、FF16のTシャツで1週間着回しコーデ出来るぞ。おい、メンズノンノはよ取材に来いや。
うーん、今日の気分はノクトです。仕事行くのやっぱつれぇわ。
みたいな話を喜んでするぜ。

一方で減らすとなると、なかなか出来ないんですよねー。
欲しくなる服の数と、着れなくなる服のサイクルがまったくもって釣り合わない。
服なんて穴が開かなきゃ着れるんだからな。

オシャレな人は穴が開いても、ペンキで汚れても、50年前の服でも平気で着るらしいじゃないですか。
凄いわねぇ。

特に僕の場合は、最近買った服よりも昔の服を捨てるのにエネルギーがいるんですよ。

最近は8割ユニクロ、1.5割ワークマン、0.5割GUって感じだから毎年似たような新作が出るんでね。
安いから去年のモデルから今年のモデルに入れ替えようとかいうところてんのような動きが出来る。

でも20代の頃はまた時代が違ったから、生意気にもちょっとだけ高めのブランドの服を着ていたわけです。
大体今買っている服の3倍くらいの価格帯だっただろうか。

だから別に大したもんじゃないんですけどね。
それでも若い頃なんて飯を食うのもやっとなくらい金が無かったですから、その時に色気づいて買っていた服たちです。
涙と汗の結晶ですよ。吟味して買っていたわけです。

これがなかなか捨てられない。
もうまったく着ないのに。
いざ捨てようとなると「わー、かわいいデザイン!」とか言ってクローゼットに戻す。
頭では要らないと知っているのに心が捨てさせてくれない。
こういう場合、たいてい体は心に従うんですよ。

あとクローゼット内での一番の古株はおそらく高校生の頃の体操服ですね。

もう10年選手なんてもんじゃないですよ。
20年に差し掛かろうかというところ。

これがバリバリの現役。凄い。
マジで学校の体操服の強度は異常だぜ。
大切にしなよ若人。

今は早朝の犬の散歩に普通に使っている。
苗字の刺繍が入ったさつま芋色の短パンを。
妖怪体操服ジジイ。

まぁこれは使っているので、逆に捨てる気は無いんですけどね。
むしろどこまで履けるか記録に挑戦したいくらい。
俺が65くらいになったころ、ようやく役目を終えて煙になって消える的な別れをしたいな。
ありがとう、体操服。ありがとう、おじーって。

ということで、今後の方針を決めました。

・20代の頃の服は意を決して捨てる。

・10代の頃の服は逆に捨てない。

うん、これでいこうかな。

おじーでした。

今週のお題「捨てたい物」