天穂のサクナヒメをプレイ中
気になるなー気になるなーと言いつつ、なぜか買っていなかったゲームをようやく買いました。
『天穂のサクナヒメ』これで「てんすい」って読むんですって。
パッと絵だけ見た時に大神を思い出したからめちゃめちゃ気になったんですよね。大神は好きなゲームTOP3に入りますから。
もう発売からかなり経っているので、PS Storeでめちゃめちゃ安く買えました！2000円以下だったと思う。
テイルズオブアライズをクリアしてないけど、まぁいいかの気持ちで始めてみたら見事にハマりました。
さすが話題になっただけあるな。既に100万本以上売れているそうなので、今更僕があれやこれやゲームシステムの詳細について語る必要はないでしょう。
端的に言うと稲作をしながら鬼たちと戦うゲームです。そして作った米の出来が良ければどんどん主人公がパワーアップしていくという斬新な作り。
だからキャッチコピーは『米は力だ』
この稲作が面白いんですよね。今7年目が終わってちょっとだけ作業感が出てきたけど。
工程が実にリアルですよ。
田起こし、種籾選別、育苗、田植え。
水の管理、肥料づくり、草むしりや害虫対策。
稲刈り、稲架掛け、脱穀、籾摺り。
これらを全部ゲーム内でやるんですね。鬼退治の冒険と並行しながら。
今まで稲架掛けとか籾摺りとかいう単語使ったことなかったな。米がどうやって食卓まで上がってくるかが全部わかります。
このゲームシステムの何が一番素晴らしいかというとですね。
美味くなるんですよ。現実世界で俺が食う飯が。
米って素晴らしいなぁ
作った米や、冒険で手に入れた食材でゲーム内でも毎日夕餉を作って食べるんです。献立を自分で考えて。
↓こんな感じ。土用の丑の日が近いんで鰻をメニューに入れてみました。
こういうの大好きなんですよね。昔からアトリエシリーズが好きでしたもん。冒険で材料集めて作れるものがどんどん増えていくみたいな。ケータイアプリで酒場経営もしたことがあったな。
ほんで作れる料理の多いこと！毎日の献立に悩む人々の気持ちが少しわかりました。
主食、汁物、おかず、お菓子、飲み物を毎日選ぶんですけど、バランス良いメニューにしなきゃなとか、粥や雑炊よりやっぱり白米を食いたいよなとか。今日は備蓄から肉出そうかなとか。
このゲームをしている間、マジで飯のことばかり考えています。
キャラたちが「いただきまーす！うまい！うまい！」とか言いながら食べるのを眺めるんですが、ムカつくくらい腹が空きますよ。このゲームのせいでリアルの俺の米を食べる量が完全に増えているんです。
ゲーム内でめちゃめちゃ米の扱いがいいもんだから、俺も米食って元気だそう！みたいな気持ちになる。ほんとに。
しかも以前より美味い。白飯が。前から白飯が好きでしたが、輪をかけて美味く感じるようになりました。
これは今朝炊いた雪若丸。雪若丸安いのにマジ美味い。新潟出身だけど、米は山形派になりました。新之助も超美味いけどね。ちょい高いわよね。
みんな米いっぱい食おうぜ
サクナヒメから受ける強い影響で、毎日米を噛み締めながら『米は力だ』とか思って元気に生活しています。そう考えるとすげぇ良いゲームだな。子どもにやらせたら多分プレイするだけで食育になりますよ。
近年糖質って軽視されがちじゃないですか。
ダイエットだとかいって「ご飯は要りません、おかずだけで。あ、芋も要りません」とかみんなすぐ言うじゃないですか。なんすかあれ。
もうね、米作りしてる（ゲーム内で）こっちの気持ちにもなってみろや！って感じです。もっと米食おうや。
サラダチキンから皮を取り除いたら売上が爆上がりしました？皮も食えよぉ！めちゃ美味いだろうが。
いかん、鶏肉関係なかった。
でも本当に飯を食うってことがどういうことなのか、今一度考えさせられる実にいいゲームだと思います。しかもまったく説教臭くなく、稲作と冒険を楽しむだけでいい。
うむ、今日も帰ったらやろう。
おじーでした。
