未来への10カウントが終わった
久しぶりにドラマをリアルタイムで視聴していました。キムタクの。『未来への10カウント』。
世捨て人みたいになっている桐沢(キムタク)が、高校ボクシング部のコーチをやることで変わっていく話。
主演キムタクってだけで、観ようかなって思うから凄い。その理由だけでたまに映画館まで行くことすらあるし。今回のドラマに限って言えば視聴率はイマイチだったらしいけども。
でも今は見逃し配信のサービスなんかが充実しているから、自分のタイミングで観るって人もたくさんいるでしょうし、昔と同じ感覚で視聴率を語るのもどうなのかなって思いますよね。
いや、なかなか面白かったんじゃないですか。
序盤はけっこう衝撃でしたね。今回キムタクはピザ屋のデリバリースタッフやってんのかよと。
まぁ最初からピザ屋のバイトだったわけでなく、色々苦労があって転職転職を経てってことが段々と語られていくわけですけども、その中の1つが焼き鳥屋の店主ですよ。
これも驚きました。キムタク焼き鳥屋かと。
しかもキムタクの繰り出す焼き鳥はとんでもなく美味いことが何度も語られる。
僕はこの未来への10カウントを観る度に焼き鳥が食べたくなっていましたよ。
焼き鳥が食べたくなるドラマ
僕は勝手にキムタクにMr.社会現象と呼んでいます。
その昔は主演ドラマがある日には街からOLを消したと聞きますし、検事をやっていた頃は街に同じようなダウンジャケットを着た男たちが溢れました。
じゃあ今回はなんだって言えば僕が焼き鳥食べたくなってます。今週の金曜日は近年で一番焼き鳥が売れた日なんじゃないかって思っていますが、そういう調査ないですかね。
ただ、ドラマの影響で昨日は焼き鳥をたらふく食べましたってだけのことなんですけども。
全盛期に比べればその神通力も弱まった気がしなくもないですが、まだまだ視聴者の購買欲を刺激する力は十分でしょう。
続編はあるのだろうか
このドラマでちょっと残念だったのがインターハイにも出場を決めたボクシング部員の一人の深掘りがほとんどなかったこと。キムタクはかっこいいし、先生とのロマンスも良かったんだけど、生徒たちにあんまり感情移入ができないまま終わりました。
最終回になって全然出す必要もないような新入生の登場まで出てきたし、もしかしてこれは続編の布石か!?とかもちょっと思いました。多分ないだろうけど。
やっぱり9話で全部語り切るってのは難しいんでしょうね。登場人物が多ければ多いほど。
最近はドラマと言えばやたら長くて最終的には出涸らしになる海外ドラマに慣れてしまっているので、余計に物足りなさを感じました。
でも別にそれでいいのか。生徒の深掘りなんて丁寧にしていくなら主演はキムタクである必要がないのかもしれない。
未来への10カウントの感想について。
おじーでした。