おじ語り

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なぜ1000日連続投稿を目標にしたのか

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2023年のブログを振り返り

はてなブログの今週のお題が「書いてよかった2023」ですって。

今年も毎日書いたわけですが、まぁ1つ選べと言われたら迷わずこれでしょう。

ojigatari.com

ブログ1000日連続の記念投稿。

ちょっと久しぶり読み返したらビックリしました。ぜんっぜん大したこと書いてない。途中ボボボーボ・ボーボボとか出てきてるし、もうちょっと気張れよ!自分の事ながら説教したくなる。

そんな内容に対して、はてなスターやコメント欄のあったけぇこと!継続して読んでくださる方々の言葉は特に嬉しかったですね。こんな半分くらいは意味不明な供述をしている無益なブログを長いこと見守ってくれて。

当ブログは世のブロガーたちが目指すブログの真逆を行きますからね。

彼らは「読者のために有益なことを書きます!そうすればたくさんの人に読まれます!」と言いますが、僕は「自分本位に無益なことを書きます!でもみなさん読んでください!」という我儘スタイルです。

だからこそ特に苦も無く趣味として定着したと言えるでしょう。

そもそも、なんで1000日連続投稿を目標にしたかって完全に大峯千日回峰行の影響を受けていたと思います。

大峯千日回峰行が凄い

皆さん大峯千日回峰行って知っていますか?坊さんの修行の1つなんですけど、内容がとにかくやばいんです。

文字通り1000日(5月3日~9月3日を毎日×9年間)山を歩きながら祠や神社でお経を唱えるんですが、まずその道のりが1日48km。エブリデイ山道フルマラソン。

スケジュールとしては19時就寝、23時半起きの4時間半睡眠。

起きたら滝行して出発、戻ってくるのは15時半。その間ずっと歩き続けるんですよね。時間にしてなんと16時間。

しかも持ち物は具無しの握り飯2つと水が500mlだけ。毎日握り飯2つと水500mlで16時間山道を歩き続ける(しかも4ヶ月間毎日)って死ぬだろって思うじゃないですか。実際爪はボロボロ、血尿は出るとそれは大変なことになるそうです。

でも本当に怖いのは修行をやめちゃうことですよ。

怖いのはチャレンジしないことだ!みたいな綺麗事じゃなくてですね、途中でやめるなら腹を自分でかっさばいてやめないとなんですって。短刀で。ねー、お寺って本当に怖いですよね。

1300年間で達成者は2人しかいないそうですが、その1人がなんと現代にいるんですよ。塩沼亮潤さんという方。

正直僕も現代っ子ぶって生きてきましたから、純粋に凄い!って思うよりも「なんでそんなことすんねん」という疑問が先に出てくるんですけど、以前誘われてこの塩沼さんのお寺に話を聞きに行ったことがあるんです。宮城県の慈眼寺。

さすがに本人の話を聞いたらすげぇ!の方が勝りましたね。謎の説得力がありました。本も1冊買って読んだくらい。また時間の経過で段々と「なんでそんなことすんねん」に戻りつつあるけど。

そんな話を聞いたもんだから、いまだに1000日続けるってのは特別なことなんだという刷り込みがあります。1年でも10年でもない、続けるなら1000日よ。心に短刀を持ってな。

結局やっていることは1日30分〜1時間程度ポチポチと思いつく文字をタイピングしているだけなので、修行を引き合いに出すのも恐れ多いし、当然大した達成感というのもないんだけど、まぁ目標に掲げたことを投げ出さなかった経験にはなったので良い年だったかなと思います。

おじーでした。

今週のお題「書いてよかった2023」