おじ語り

思い立ったら色々書く。

MENU

命を吹き込んだのも俺なら壊すのも俺だ

 このページには広告が含まれています

DIY作品を壊すのはなんだか切ない

最近は引越の準備ということで、暇さえあれば部屋の片付けをしています。物を捨て、物を捨て。スッキリして綺麗になった部屋を見ると、もっとここに住んでいたいなと思うくらいになってしまいました。

不用品を捨てるのは全然苦じゃなくて、必要になったらまた買えばいいやーなんて思えるんですけど、自分でスケッチブックに設計図を描いて自作した木工品を壊す時なんかはちょっと切ない気分になりますね。

今日も手作りの棚を一つ破壊しました。

自作の棚

これですね。机の上がデッドスペースになっていたので、飾り棚として作ったものです。降ってきても安全なものならなんでも載せられます。

賃貸なので壁に穴をあけるわけにもいかないので、ディアウォールで柱を立てて作りました。設計上の大したこだわりはありませんが、ペンキで自分の好きな配色にしたりと楽しく作った記憶があります。

もう当たり前に部屋にあるものになっていたのですが、コイツは引越先に連れて行くわけにはいかないのです。天井の高さは違うし、そもそもデカいから運ぶのも大変だし、丁度いい設置場所もない。

仕方ない、解体するか。ツーバイフォー材に命を吹き込んだのが俺ならば、その役目を終わらせるのもまた俺だ。すまぬ飾り棚1号。

ということで、今日は一日ノコギリを振るっていました。

燃えるゴミで出すには小さくしないと

木材なので勿論燃えるゴミで出したいのですが、床から天井までと、サイズがバカでかいのでこれでは粗大ゴミとなってしまいます。30cm以下に切らなくては。

もともとノコギリはダイソーだったかセリアで買った物を持っていました。

ダイソーノコギリ

これ。ちょっとした加工には使えないこともないのですが、デカい棚を解体するには完全に力不足なんですよね。ということで今回は秘密兵器を購入しました。

ゴムボーイは切れるぞ

ゴムボーイ

じゃん!ゴムボーイ!初のちゃんとしたノコギリです。全然高級品ではないけど、ダイソーのものに比べたら10倍以上の価格ですからね。

木材を楽に切断出来るって謳い文句通り、さすがに切れ味は全然違いました。音楽でも流しながらギコギコやっていたら解体が終了。それでもけっこうな重労働だったけども。

解体前
解体後

これがこうなりましたよ。なんと切ない姿よ!

しかし創造と破壊は表裏一体だからな。創造の後には破壊があり、また創造の前にも破壊があるのよ。つまり今日の破壊は明日の創造へと繋がるわけだ。

飾り棚1号よ。君と過ごした日々は忘れないし、作り方は俺の頭の中にある。会いたくなった時はまた生み出そうぞ。もっと高クオリティでな。さらばだ、また会う日まで。

おじーでした。

今週のお題「手づくり」