日本人たるものウォシュレットを使う
よく訪日外国人たちに「日本の良かったところはなんですか?」って質問するインタビューがあるじゃないですか。あれ一定の割合でウォシュレット最高!とか温かい便座に驚いたわ!とかいった回答になりますよね。人によっては帰ってから自宅に導入するなんて話まで聞きます。
そう、日本はトイレ先進国。他の国の事情は知らんけど、おそらくトイレの機能性に関して言えば世界一なんじゃなかろうか。
たまに「僕はウォシュレット使わない」って人と会いますが、それは日本に住む大きなメリットを自ら1つ潰していると言っても過言ではないでしょう。
なので僕は自宅でも外出先でも進んで尻を洗いますよ。
しかし、そんな誉れ高き日本に住んでいるからこそ、公共のトイレで尻シャワーの強度を最強にする奴は許せねぇ。
尻強く洗いすぎだろ
きっと誰もが経験あるんじゃなかろうか。
用を足す。超プライベート空間で平穏な時間。なにも考えずにいつも通りおしりマークをピッと押す。
「グゥアアァァア!!!」
突如攻撃を受ける肛門。叫ぶ俺。みたいなことが。
そうです、前に使った奴がウォシュレットの強度を最強にして強靭な尻を洗った後に、設定そのまま出て行ったようです。
一言言わせてくれ。尻を強く洗いすぎだろ。こんなん手のひらで受け止めても絶対痛いわ。スーパー銭湯の打たせ湯より強いぞ。
ウォシュレットの用途・洗う部位を考えたら、普通そんな水圧必要ないじゃないですか。なんなんですか、人生かけて尻の穴を鍛えてきたんですか。
いや絶対そうだわ。子供の頃から少しずつ鍛えてるんですよ。3年ごとにゲージを1つずつ強くしていって。じゃないと最強は無理だもん。13歳くらいで余裕が出てきて自分の尻に向かって「へい尻!今日の調子はどうだい!?」とか言って一人で笑ってるんですよ。トイレで。こわ。
本当にね、万が一激辛食べた翌日にこんなトラップに引っかかったらヤバイですよ。指が勝手に119をタップする可能性まである。仮に前述の訪日外国人たちがそんな目にあったらどうよ。国際問題だぜ。
聞かせてくれ。なんで君たちはそんなに尻を強く洗う必要がある?
せめて設定をノーマルに戻してくれ
いくら現代が多様性の時代だって言ってもな、公共のトイレで尻に過度の刺激を求めるのは変態の所業だと俺は主張したい。
自宅ならいくらでもいいぜ。なんならTOTOに依頼して、もっと強く!さらに渦のような回転も加えてくれ!えぇい、熱湯は出んのか!とか言って特注品を作ったっていいよ。
しかしノーマルな人々の尻はそれに対応するように鍛えられてないからな。あんたたちはテロップで※特殊な訓練を受けていますって出される側の人間だってことを自覚した方がいいぜ。
せめてね、ひとしきり水圧を感じて満足した後は、強度の設定を真ん中に戻してからトイレを後にして欲しいですね。これは贅沢な要求でしょうか。
ほら、よく強い人ほど優しくあれって言うじゃないですか。同じように尻が強い人も尻弱き者たちに優しくあるべきだと思うんです。
もっと言うならTOTOも考え直して欲しいですよ。なぁ本当にこんなに強い設定いるか?って。ユーザーの尻についてもう一度真剣に考えてみてくれ。停止ボタン押す度ニュートラルに戻る設定とかね、公共施設向けには良いかもしらんぜ。
おじーでした。