おじ語り

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嫌われ者の審判たち

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白井球審が炎上中

ネット社会って怖いですね。まさかピッチャーだけじゃなく、審判まで炎上するようになるなんて。昔の人達が聞いたらびっくりすることでしょう。

プロ野球ファンの間ではおなじみ、奇声といってもいいほどの高音かつ大音量のストライクコールがトレードマークの白井球審がネットでバッシングを受けています。

www.nikkansports.com

これですねー。

記録ずくめの完全試合を達成して、まさに今をときめく佐々木朗希が「今のボールかぁー?」って顔したら、その態度に怒って詰め寄ったという出来事。

これはなんだろう、色々と考えさせられちゃいますね。

多分白井さんも気合い入っていたんだろうなと思いますし。だいぶやる気が空回りしちゃったんじゃないかなと思います。

そもそもいい審判ってなんなんでしょうね。

いい審判の条件

野球の審判・アンパイアのイラスト

審判に求められるもので一番重要なのは、もちろん正確なジャッジでしょう。これが仕事ですからね。

ただ人間のやることなので、機械のように正確な判断が毎度出来るわけじゃありません。そこはリクエスト制度が導入されたように足りないところはテクノロジーで補っていけばいいんじゃないかと思います。

で、基本的に正確なジャッジをしてくれればお客さんも選手も満足なんですけど、やはり一流の審判ともなると自分に付加価値を付けたくなるのでしょうか。

プロ野球はエンタメなので、その一部に組み込まれた者として試合を面白くするような演出をしてやろう!と思うのかもしれません。同じプロとして。

その結果生まれたのが、敷田球審の卍ポーズだったり、白井球審の奇声コールということでしょう。

これは試合を盛り上げようと努力してやっていることですし、実際卍ポーズは見逃し三振時にかっこよく決まるから割と人気ですもんね。

僕が小学生の頃は村田球審とかいうすぐに監督や選手を退場にする強権の審判がいた記憶があります。今の時代だったら炎上どころでは収まらないだろうな。

珍プレー好プレーでみのもんたの「俺が村田だ!」アフレコでキャラが立っていたので当時はむしろ楽しまれていたのかもしれません。今の白井球審を救えるのはユーモア溢れるアフレコじゃないでしょうか。頑張れアンタッチャブル山崎。

ただ、どんだけ努力していても基本的に審判は嫌われ者ですね。

 

 

審判嫌われがち

なんのスポーツでもそうだと思うんですけど、審判って嫌われがちですよね。

正しいジャッジをして当然。間違えるなんてあり得ん。そんな感じで。

片方のチームを応援している側からすると、誤審が勝敗を分けることもあるので、当然厳しい目が向けられます。

特にストライクゾーンなんてカメラの映り方でも見え方が変わるし、球場ではほぼわからないので、実際のところは観ている側では判断しづらいところですが、僕自身中継を観ながら「今のはストライクだろー!」とかしょっちゅう言ってます。

公正なジャッジをしていたとしても見る側のスタンスによって全然見え方が変わってくるのは事実だと思います。

ただまぁそんな嫌われものの審判たちもいないと試合が出来ないんだし、ネットでボロッカスに叩かれながらも日々ジャッジし続けて、なおかつ試合を盛り上げようと個性を磨いてってことをやっているのでまぁ凄い人たちだなとは思います。ほんとに競技が好きなんだろうなとも。

今回のブチギレもちょっと盛り上げ方を間違えちゃったってことにしてあげませんか。そう、ダメですか。まぁこれが隅田にやられてたら怒りますけどね。

おじーでした。