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ガストで猫型配膳ロボット『ベラボット』が働いていた

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ガストで猫型配膳ロボット発見!

いつも通りにガストにご飯を食べに行ったら驚きました。なんと猫型配膳ロボットのベラボットが導入されていたのです。

猫型配膳ロボット ベラボット

このロボットについて存在自体はネットニュース等で知っていたのですが、こんな身近に導入されているとは驚きました。とりあえず、めちゃめちゃテンションが上がりましたね。

1台しか導入されていないみたいだったので、人間のスタッフに混ざって働いていました。頼んだ料理がベラボットに運ばれてくることを強く願っていたのですが、スタッフさんが華麗に運んできて心底がっかりしたのを隠すことは出来ただろうか。

ちなみにデザートのガトーショコラはこの子が運んできてくれました。楽しかった。

テクノロジーの塊

簡単にこのベラボットの商品説明を読んだだけですが、なかなか凄いんですよ。まず空間把握能力が非常に高い。カメラとレーザーのダブルで周囲の様子を把握しているから障害物は避けるし、人が現れてもぶつからない。もうテクノロジーの塊。

 

 

一度に運べる量が多い

しかも力持ち。トレイが4段あるから一気に大量の料理を運べます。重さでいうと一度に40キロまで運べるそうです。すごい、突然ギャル曽根が8人くらい来店しても全然対応可能じゃないですか。

人間じゃさすがに複数の皿、しかも重い皿を同時に持てというのは厳しいですからね。人の手だと200〜300皿しか運べないところ、ベラは同じ時間でなんと400皿も運ぶことが可能とのことです。

コミュニケーションがとれる

こんな機能いるか?って思いますが、多分必要なんでしょう。ロマンですから。

コミュニケーション機能がある。しかも無駄に触覚センサーが搭載されていて、触るとリアクションを返してくれます。

これをもし間違えて店員さんにしたら即お縄ですからね。コミュニケーションのつもりだったとかいう言い訳も警察には通用しません。それも相手がベラなら大丈夫。地域新聞に載らずに済みます。

いろんな会話パターンや表情が用意されているので、配膳だけでなくちょっと面白いというオマケつきなんですね。

実際、隣に座っていたファミリーのガキンチョが「ネコちゃんだー!!!!」と狂喜乱舞していました。気持ちはわかるぜ。

長所×長所が短所になっていた

面白いことに、この2つの長所が組み合わさって先日は短所になっていました。

複数トレイがあるので、一度に何卓か回って順番に配膳してくれるんですけど、他テーブルでコミュニケーションをとっていたのか、僕のところにくるまでちょっと時間がかかっていたんですよね。

ガトーショコラ ソフトクリームトッピング

なので、料理が到着した頃には少しソフトクリームが溶けていたという。ほんのちょっぴりだけですけど。

広い店内で複数卓を回るという使い方をするのであれば、使う側が動線を考えないと熱々が売りの料理やアイス系といった提供温度が重要な商品だとちょっと味が落ちちゃう可能性が否めないなと思いました。

これはベラの複数台導入か、社会が配膳ロボットに慣れてスムーズな受け取りが実現すれば解決するだろうとも思います。

 

 

定着してほしいベラボット

初めてのベラボットとの遭遇でした。ワクワクしましたね。

テンション上がって猫好きに「ほら見て、猫型ロボットがいたよ!」と写真を添えて報告したら、デザインに猫感がまったくもって足りないと言われました。僕はドラえもんよりは猫型だと思うのですが、そもそもなんで猫なんでしょうね。

子供が喜んでいたので子供ウケを狙って猫にしたのなら大成功なのかもしれません。高級店には老紳士型ロボットでもいいですね。

ベラボット、配膳は出来ますが、当然ながら片付けは出来ません。なのでフロアスタッフはまだまだ必要ということになります。

そうすると次は犬型片付けロボットが欲しくなりますねー。

猫が配膳し、犬が片付けるファミレスとかもはや食の遊園地じゃないですか。さすがにディズニーランドもガストがライバルになるとは思わなかったでしょう。

願わくばこのベラボットを導入した店舗がお客さんから良いリアクションをたくさん得て、どんどん導入が進まないかなと思う次第です。ペッパーくん大量リストラのような悲しい出来事はもうたくさんだ。

なんだか未来感を感じて実に楽しかった。

おじーでした。