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ミスター・メルセデスを観ている

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ミスター・メルセデス

ピエロ恐怖症のイラスト

最近はミスター・メルセデスという海外ドラマを観ています。

スティーブン・キングの小説が原作なんですって。僕は本をほとんど読まないのですが、ドラマを観ておけばスティーブン・キングをちょっと知った気にもなれて得した気分ですね。

ジャンルとしては、サスペンスになるんでしょうか。

まずこのタイトルの『ミスター・メルセデス』は主人公のことじゃなくて、凶悪な殺人犯のこと。

就職フェアでできた行列に盗んだベンツで思いっきり突っ込むというショッキングな犯罪の場面からスタートします。この事件を起こしたヤベー犯人(メルセデスキラー)と主人公である当時の担当刑事を中心に話が進んでいくわけです。

担当刑事はおじいちゃんなので、この事件が未解決のまま退職しちゃうんですけど、めちゃめちゃこの事件を引きずっているんです。メルセデスキラーもまた彼に執着していて、主人公に接触してくるんですね。

そしていったいどうなってしまうのか!みたいな内容です。

とりあえずシーズン1は一気に視聴してしまいました。けっこうエグい描写も多いんですけど見れちゃう。

メルセデスキラー(犯人側)の描写が丁寧

特徴としては犯人のメルセデスキラー側の描写が凄い多いことですかね。主人公のじいちゃんと半々くらい。視聴者はもう最初から犯人がわかっていて、じゃあこの後はコイツらがどんな動きをするんだろうという観方になっていきます。

僕はこういったミステリーとかサスペンスとかっていうと金田一とコナンで育ってきています。なので、「犯人はお前だ!」の後に、急に饒舌になった犯人たちが動機を熱く語り始めるという形式に慣れていますが、これはこれで面白かった。

別のドラマの話になりますが、『メンタリスト』でも、同じように主人公がレッドジョンという凶悪殺人犯を追うのが物語の主軸でしたが、満を持して明らかになったレッドジョンが「いや、お前誰やねん!」状態で若干納得いきませんでしたもん。

このドラマはフィクションってわかっていても、常識が通じないヤバい犯罪者っていうのはこういう感じの奴なんだろうかって真剣に考えちゃうくらいリアリティを感じました。ヤバさを際立たせるにはちゃんと犯人側の描写を丁寧にした方が良いということなんでしょうね。

でも犯人は誰なんだろうって考えながら観る楽しみもあるからなー。どっちが良いとは一概には言えませんね。メンタリストも凄く面白かったし。なんたって安倍元首相も絶賛ですからね。

さて、ミスター・メルセデスの話に戻ります。主人公のじいちゃんは怒りっぽくってあんまり好かれるような人物でもないんだけど、人間臭くて実は良いやつみたいな感じ。

作中でもわかる人にはわかる的に味方がつくんですが、視聴を続けるうちに僕も好きになっていきました。

とりあえずシーズン1を観終わってシーズン2を観始めているところですが、話の展開がえぇー!?そっちにいっちゃうの!?って感じになっています。

若干の不安を覚えつつ、とりあえず最後まで視聴してみたい思います。

おじーでした。