きき湯を大量買いをした
最近はすっかり暖かくなってきましたね。むしろ暑くて過ごしづらくなってきていますが、寒い冬のうちに大量買いをしたものが入浴剤です。
効果のある入浴剤としても名高いバスクリンの『きき湯』をたくさん買いました。
きき湯は人気ゆえに派生商品もあったりしますが、ノーマルラインナップは6種類。とりあえず全部買いましたよ。
不思議なのが、それぞれで「腰痛に!」とか「疲労に!」とか効能が違うんですよね。色が違うだけじゃないんか?って疑っちゃいますけど、よくよく見ると入っている成分がしっかりと違います。
炭酸ガス×各種温泉ミネラル
家の入浴剤っていうとやっぱり炭酸ガスが欲しくなりますよね。シュワシュワとしたやつ。
バブとか温包とか、家の風呂では炭酸ガスで血流良くするのが結局一番効果出るんじゃないかって気がしませんか。
そんな炭酸ガスをきき湯シリーズでは全て標準装備。さらに種類ごとに違った温泉ミネラルとやらを配合し、狙った効果を出すぞという設計のようです。色ごとに配合されているミネラルと効能がこちら。
きき湯 色 | 温泉ミネラル | 効能 |
---|---|---|
緑 |
硫酸マグネシウム | 腰痛・肩こり |
黄色 |
塩化カリウム・芒硝 | 肩こり・疲労回復 |
オレンジ |
食塩 | 冷え症・疲労回復 |
青 |
炭酸カルシウム | 疲労回復・肩こり |
ピンク |
クレイ・重曹 | 肌荒れ・しっしん |
紫 |
ミョウバン | にきび・肌荒れ |
どうです!もうわけがわかりませんね!
実際に使ってみても効果の違いを感じるというのも正直難しいんですよ。
基本的に全部血行促進して温浴効果を高めてくれるということで間違いなさそうです。どれを使うかは、もうお湯の色と香りの好みで決めれば良い気さえしてきました。
でも、せっかくここまで書いたので、バスクリンの教えに従って用途別選び方でも考えてみようかと思います。
用途別!きき湯の選び方
心の奥では好きな色を買えば良し!って思っていますが、ちゃんとバスクリンさんが研究して考えて作っているんです。
効能の説明からざっくりときき湯の選び方を僕も考えねばなるまい。
筋肉に効かせたい
腰痛・肩こりに効くきき湯が良い!って場合は、緑・黄色・青じゃないでしょうか。
そもそも説明を見て思ったんですが、肩こりと腰痛ってどう違うアプローチが必要なんだ?って不思議になったんです。基本的には血行促進・温めという方法で筋肉をほぐしていくのでしょうが、考えてもわからんので筋肉に効くということで一緒くたにします。
そんな効果が特に期待できる成分が配合されているのが、きき湯の緑・黄色・青ってことだそうですよ。
ちなみに緑がカボス、黄色がはちみつレモン、青がラムネの香りになっています。はちみつレモン美味しそう。
冷え性に効かせたい
冷え性に効かせたいって場合はオレンジ一択ですよ。なんと言っても他の色の商品説明に冷え性の文字は一切出てきませんからね。
食塩って言われるとなんたらマグネシウムやなんたらカリウムに比べて身近な分、おいおいほんとに塩に効果なんてあるんかー?って思ってしまいそうになりますが、ちょっと待ってください。
たしかにしょっぱい温泉は冷え性改善に効果があるとされていて、日本三大温泉の1つである有馬温泉なんかも高い塩分濃度で冷え性に効くなんて特色が掲げられています。
なので、食塩配合のきき湯オレンジが冷えに効くというのは、たしかにイメージが湧きやすいですね。
他の色に台所から持ってきた塩を追加投入しちゃだめか?だめだよな。
美肌になりたい
これもわかりやすかった。肌荒れ改善効果を狙っているのがピンクと紫です。
ピンクは重曹の他にも、ベントナイト(クレイ)とかいう成分も配合されていてひときわ気合を感じます。クレイっていわゆる泥パックとかのあれでしょ?多分。美容入浴剤じゃん。Mattは多分ピンク使ってるんだろうな。
対する紫です。きき湯の紫に配合されているミョウバンには殺菌・消臭効果がありますもんね。なので、こちらはニキビ等に効くということだそうです。
ピンクと紫は同じ肌へのアプローチという点で一緒でも、成分と狙いの違いがかなりわかりやすくなっているかと思います。
奥が深いきき湯の世界
いやー、奥が深いですね。きき湯の世界は。大分かいつまんで書いたので、もっと知りたい人はきき湯公式ホームページを見るといいと思います。
有効成分のこれが入っていますよ!だからこんな効能です!みたいに科学力を前面に押し出してくる入浴剤は面白いし、なんとなく説得力を感じますよね。まぁ有名な温泉の名前借りてる粉末入浴剤もどこがやねんっぷりが楽しいけど。
なんといってもキャッチフレーズは『温泉化学のツブが効く』ですよ。
皆さんはきき湯何色推しでしょうか。色々と試してみて違いが分かるようになっている人がいたら是非コメントください。
おじーでした。