おじ語り

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ダンス好きとアンチダンスの波

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ダンス文化が理解できない

マジでね、若者のやることに『理解できない』とか言い出したらもうそれはオヤジ真っ盛りだと思うんですけどね。ごめんなさい、あればかりは理解できないですよ。

ダンス。ダンス文化。

聞くところによると、もうなんか皆ダンスしているらしいですよね。

今日同僚から聞いたんですけど、USJあるじゃないですか。今ハロウィンイベントやっているんですって。

その内容がゾンビダンス。ゾンビに扮するキャストが躍るそうで、それはもちろんショーだから良いんです。

ビックリするのは、それを観ているお客さんたちも我慢しきれず一緒に踊り始めるんですって!一体どういうことなの。

俺がゾンビだったら「なぁ、俺たち金もらって踊ってんだからちゃんと見てくれや」って思いますけどね。

そもそも我慢できずに踊りだすってなんやねん。うぅん、体が勝手に踊り出しちゃう!って。30年以上生きてきてそんなことはただの1度もないし、100年先も絶対にないことが断言できます。

人前で踊れとか言われたらそれだけは勘弁してくださいと泣く準備が出来ていますからね。

あと最近よく聞くのが、アーティストで「ダンスが上手い」って評価ね。これも超どうでもいい。そりゃたまにはMVだって観るけど、音楽聴く時に映像なんてないことの方が圧倒的に多いしな。歌が米津玄師ならダンスは井森美幸で全然いい。

この振り付けがすげぇとか1ミリもわからんし。地上でトリプルアクセルしたらそりゃすげぇ!ってなるけど。

どうなんでしょう。この徹底したまでのダンスへの無関心って僕が陰キャなせいなんでしょうか。多分違いますよね。

これは仮説ですが、ダンス好き族とアンチダンス族は交互に生まれるんじゃないでしょうか。

きっと次はアンチダンス時代がくるぜ

競技ダンスやショーとしてのダンスは別として、そこらにいる一般人が趣味で踊り狂うなんてことは僕が生きてきた間にはありませんでした。あったとしても知りませんでした。

でも聞くところによると1970年代ってのはディスコブームとかいうもんがあって、ゴーゴーダンスやらモンキーダンスなんてジャンルが流行っていたそうです。巨人の星で出てきた気がします。

一般人が今と同じく踊り狂っていたんですね。

でもディスコブーム後は、長いこと街にダンサーは出現しなかったわけじゃないですか。

ほいだら、きっとこれは波なんじゃなかろうか。踊る人と踊らない人が交互に押し寄せるウェーブ。

物事はすべてバランス。行き過ぎると揺り戻しがありますからね。

今のダンスに親しんでいる人々がひとしきりダンスを謳歌し終わったらきっと次の勢力がたくさん生まれてきて声がデカくなると思いますよ。

あぁん?動きで自己表現だぁ?てめぇらに口は無ぇのかよ!とか暴言を吐いてくる悪口派とか。

いや、別にあなたが踊らなくても初音ミクを踊らせたらいいですよねぇ?とかいう先進デュフフ派とか。

そんでまたデュフフし終わったら街にダンサーたちが現れるんですよ。悪口とデュフフとダンスで地球が回っていくんですね。

ブームは繰り返すとか言いますから。最近のおしゃれさんってみんなシティーハンターみたいな服着てますもんね。未来が平和だといいな。

おじーでした。