おじ語り

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バレンタインデーに比べてホワイトデーの難易度が高すぎる

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バレンタインデーが終わったらホワイトデー

昨日はバレンタインデーだったので、バレンタインデーについて語りました。

その中でバレンタインデーに贈るとした物がチョコレートという素晴らしいお菓子だったからバレンタインデーはバレンタインデーたるものになりえた的な主張をしました。

その仮説を完全に裏付けてしまう存在があるんですよ。

それが来月のイベント『ホワイトデー』です。

バレンタインデーがチョコを売りたい製菓会社のキャンペーンから文化になったのは周知の事実。

ですがホワイトデーの始まりって気にしたことありますか?

なんとこっちも製菓会社の戦略だったらしいんです!

しかも「バレンタインデーのお返しには白いマシュマロを贈ろう!名付けてホワイトデー!」ってマシュマロ売ろうとしてたらしいんですよ。

いや、正気ですか?

チョコレートのお返しにノコノコとマシュマロ持ってくるような男はね、愛想尽かされて当然フラれますよ!

ペリーもびっくりするほどの不平等交換。

そんなん流行るわけないだろうと。

しかも「マシュマロじゃ流行らんかったかぁ、ほんだらキャンディとクッキーならどうや!」というやけくそ謎ムーブも見せてくる始末。

製菓会社の「バレンタインデーにチョコレート!」は完全にまぐれ当たりのラッキーパンチだったことがよく分かります。

結局チョコレートのお返しとして見合うお菓子が見つからないので、何を返せばいいんだ?と頭を悩ませるホワイトデージプシーが今日も量産されているわけです。

切なくないですか?

バレンタインデーはとりあえずチョコを贈っておけば、美味しい美味しいって終わるに、ホワイトデーは五里霧中でやっとこさ決めた返礼品を贈ったら贈ったで「あら、あなた意外とセンスないのね」って言われるかも知らんのですよ。

この恐怖がおわかりいただけますか?

もうほとんど絶滅したかもしれませんが、バブルの価値観引きずり系女子はホワイトデーに定番がないことを良いことに今年も高級ブランドをねだっていることかもしれません。

これはその女が悪いのではなく、アホな貢ぐ君が悪いのでもなく、ホワイトデーにバレンタインのような確固たる軸がないのが悪いんです。

じゃあせっかくなのでみんなでホワイトデーのお返しを今日は考えましょう。

この重荷を片方担いではくれないか。

 お返しには気持ち・金額・実用性の3つの側面から考えていくのが良いでしょう。

 ホワイトデーのお返し 金額編

まず現実的なところから考えますか、金額からホワイトデーのお返しを考えるというやつです。

日本の贈り物文化では半返しという風習がありますよね。

1万円貰ったら半分、つまり5000円くらいの物をお返ししましょうっていうあれです。

賛否両論ありますが、まぁお互い悪い気はしませんよね。

大体「いや、そんなお返しなんていいのにー」って言われますが、真に受けてはいけません。

そのセリフを言った7割の人は本当にお返しなんかいらないと思っていますが、残り3割は本当にお返しをしないとマナー違反の烙印を容赦なく押してきます。

いかん、全然話が逸れてしまいました。

マナー的には半返しが一般的と言われているので、じゃあホワイトデーのお返しはチョコレートのだいたい半額の物でいいのでしょうか。

これは良いとも言えるし、悪いとも言えますね。

義理チョコだったら良いんですが、というか義理チョコってなんやねん面倒くさいわと思いますが。

バレンタインチョコは好きな人への贈り物という建前があるので、お金という尺度だけでは価値が決められないという難しさがあります。

手作りならなおさらです。

一生懸命作ってもらったチョコレートは言わばプライスレス。マスターカードの限度額がいくらだろうが買えないもんは買えない。

かかった材料費の半分くらいを計算した上でマシュマロをお返しなんてしようもんなら、その白いマシュマロは3月14日、あなたの血で赤く染まることでしょう。

そもそも一生懸命気持ちを込めて作りましたなんて物に対して、買ってきたものでお返ししようとするから難しくなるんです。

目には目を、歯には歯を。

気持ちには気持ちで勝負。

ホワイトデーのお返し 気持ち編

一生懸命作った彼女のガトーショコラを貰ったあなたが、ホワイトデーにお返しするものは一生懸命作った手作りのなにかでしょう。

やはりお菓子がいいんじゃないでしょうか。

自分もお菓子を贈っている手前、あまりに下手くそな場合を除けば文句を言う理由はひとつもないはずです。

まず文句を言われないことが目標な時点で駄目な気もしてましたが、このまま突っ走ります。

もちろん手抜きはしてはいけません。

一般的に男性の方が女性よりお菓子作り経験は少ないことが多いでしょうけど、経験の差は努力でカバーです。

誠心誠意持てる力を全て出しつくして作れば、きっとなんらかの努力の跡を感じ取って及第点をくれるのではないでしょうか。

でも手作りのお菓子なんて全然喜ばないだろうタイプの人もいないとも限りません。

そしたら一番難しいですが、実用性で攻めるしかないわけです。

ホワイトデーのお返し 実用編

最後は相手が欲しいと思っている実用的な物をお返しするということになりますが、当然これが一番難しいわけです。

だってわかりますか?異性が好んで使うものって。

ちなみに僕が今一番欲しいものはポケモンソードの追加ダウンロードコンテンツです。ほらね、理解出来ないでしょ?

だからね、我々男たちはGoogle先生に教えてもらおうと日々検索して研究するわけですよ。

そして長年のネットサーフィン研究の結果、No.1間違いないプレゼントは『ハンドクリーム』という結果になりました。

どうでしょう、間違っていますか。もっと良い物があれば教えて下さい。

でも僕と同じように調べて、同じような研究結果にたどり着いた男性諸君が多いことと思います。

これは確信を持って言えます。

なので、「こいつらハンドクリームしか選択肢ないのかよ」と思われるリスクだけは覚悟しておきましょう。

ホワイトデーは難易度が高い

ホワイトデーのお返しについて語りました。

バレンタインにはチョコみたいにホワイトデーには○○というものがないので、お返しの難易度というのはなかなか高いものがあるんですね。

なので、女性の皆さんにおかれましては、もし気になっている人や彼氏が若干ズレたお返しを持ってきても、「きっと色々悩んだ末のこれなんだろうな」と温かい目で見てあげると優しい世界になると思います。

ただしマシュマロをノコノコ持ってきたらそのマシュマロは血に染めてやりましょう。

焼きマシュマロをホットココアに浮かべてきたらけっこう素敵な彼氏ではないでしょうか。

おじーでした。

今週のお題「チョコレート」