おじ語り

思い立ったら色々書く。

MENU

IKEAのINGOをワトコオイルでリメイクしたらめっちゃいい

 このページには広告が含まれています

IKEAのINGOとかいう安いテーブル

もうかれこれ5年位IKEAのINGOとかいう超安いテーブルを使っていました。これ。

IKEA INGO

INGO インゴー テーブル, パイン材 - IKEA

普通にファミリーでも使えるようなサイズ感のテーブルなんですが、お値段がなんと1万円以下という超お手軽価格です。

安いテーブルでよくあるベニヤ板に見た目が良いシートが貼ってあるようなものではなく、しっかりとパインの無垢材で作られたさすがIKEAと唸らせられるコスパ最強の逸品。

ただ良くも悪くも無塗装なんですよね。ノーガードだから汚れやすかったりする。

なので買った時は荏油を塗って気持ち保護して5年間使っていたのですが、ちょっとリメイクしたくなってきました。

引っ越しの予定があるので、そちらのフローリングに前もって色の系統を合わせておきたいのです。

配色の基本ルールってベース70、メイン25、アクセント5って言われますけど、テーブルなんかの家具が床と系統違う色だともうこのルールから外れちゃいますもんね。

赤系の茶色か黄色系の茶色かを考えるとわかりやすいってYoutubeかなにかで観ました。

ということで、長年使ってきたINGOに塗料を使いますよ。ワトコオイルでね。

ワトコオイル チェリー

ワトコオイル チェリー

一言で色を塗るといっても塗料の種類が色々あるんですよね。

とりあえずせっかくの無垢材のテーブルなので、ニスとかで蓋をしちゃうのはもったいない。木目を活かした塗装にしたいぞってことで、オイルフィニッシュにしようという方針を固めました。

木目を活かすという点ではステインでの着色も良いらしいんですが、オイルフィニッシュと違って表面の保護の効果が期待できないので、表面保護をもう一段階考えないといけなくなるので色付きのオイルフィニッシュで一発で終わらせてやると思った次第です。

で、色々調べて選んだのがこちら。

ワトコオイル。色はチェリー。

色で選びました。IKEAのINGOがもともと黄色っぽいパイン材なので、赤っぽい色に生まれ変わらせたいという狙いです。

ワトコオイルを塗る

ということで気合を入れて塗っていきます。その前にヤスリがけ。

ヤスリがけ
ヤスリ終わり

このためにサンダーを買いました。サンドペーパーは#240。色を塗る前はヤスリがけ。

5年も使っていたので色々と食べ物由来の汚れが付いているので頑張って磨くぞ!と思いましたが、あんまり綺麗にとれないのでほどほどに終わらせ塗っていきます。

ワトコオイル 刷毛
ワトコオイル 塗っていく
ワトコオイル 塗り終わり

ワトコオイルのチェリー。出したらぶどうジュースみたいな色でびっくり。

気合を入れて塗っていきます。刷毛で。

一通り塗り終わったら30分ほど放置して色を入れていく。さすがオイルてらってら。

その後布で拭くといい感じの艶に落ち着きました。

ワトコオイル拭き上げ

ウェット研磨

ここから更に面白い工程があるんですよね。ウェット研磨です。

拭き上げてから、もう一度ワトコオイルを塗っていき、そのまま乾く前に耐水のサンドペーパーで磨いていくんですよ。

ウェット研磨

多分別にやらなくてもいいんでしょうけど、この工程をこなすことで仕上がりが滑らかになるらしいです。じゃあやるとも。

塗って磨いて拭き上げて完成。

INGOの塗装が完成

ということで完成。INGOを黄色から赤色に生まれ変わらせました。これから24時間乾燥しないと使えないけど。

新生INGO

どうしよう、びっくりするほどの高級感。さすがチェリー色。

テーブルは1万以下の安物ですが、塗装後は4万って言われても信じるレベルの良い色になりました。セットの椅子と比べるとその色の差は一目瞭然。

椅子とテーブル

思いつきでやってみたものの、凄いぞワトコオイル。凄いぞINGO。

最初から良い家具を買うとこんな思い切ったリメイクは出来ませんが、IKEAの一番安いレベルの家具なら思いきり遊べていいですね。INGOと塗装おすすめします。今回使ったワトコオイルも8色あるから好きな色を選ぶと楽しいと思います。

結果的に想像した以上の仕上がりになったし。うん、実に楽しいDIYとなった。

おじーでした。