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IKEAのザリガニを食べる

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スウェーデンでは夏にザリガニを食べるらしい

もう夏も終わったなって感じですが、やり残していることがありましたので、今日済ませてきました。

IKEAでザリガニを食べないと。

日本でザリガニと言えば在来種を脅かす悪者という面と、小学生でも簡単に釣れるドブや田んぼという超身近で行えるアクティビティという面とありますが、IKEAいわくスウェーデンでは夏にザリガニパーティとかいうイベントがあるんですって。面白いですよね。

たしかにね、日本にもそもそも食用で輸入されたんでしたっけ、ザリガニって。

あるあるですよねー。ウシガエルとかブルーギルとか。食用で日本にやってきたのに全然食べられてないやんけって生き物たち。

一度は食べてみたいと思いますが、そんな機会はどこにもない。いくら食べられると言ってもさすがに近所のドブ川で捕まえてきた生き物は臭いだろうし、下手したら環境からくる毒すら持っているかもしれませんからね。

そんなお悩みを解決してくれたのがIKEAさん。安くてかっこいい家具、やたら美味しい板チョコ。そして、今度のザリガニ料理ですか。

Iエンターテイメント施設すぎるぜ。

 

 

ザリガニジャンバラヤ(IKEA)

こちらが今回食べたIKEAのザリガニジャンバラヤ。790円。

ザリガニジャンバラヤ
ザリガニジャンバラヤ等

どうですか!真っ赤で鮮やかなザリガニ!まるでロブスターみたいで実に美味しそうじゃないですか。

ジャンバラヤにザリガニ3尾がのっかっている。お腹が空いていたので、サラダとパン、ソーセージと一緒に。ザリガニだけ食べたい人のためにザリガニプレートみたいなのもありました。

感想としては、カニエビと似ていますね。美味しいは美味しいけど食べるのが大変すぎる。

そして食料として根付かなかったのは可食部の少なさでしょうね。食料として普及したカニやエビはまだ身がたくさんあって、食べたときの満足感に勝るのでしょう。

裏返したザリガニ

身として食べられるのは、裏返したらよく分かる、この尻尾の部分の中の小さな身のみ。ハサミも食べれそうな見た目ではあるけど、殻が硬くて厚くてほじくるのも至難の業でした。ザリガニエキスパートは上手いこと食うのかもしれんけど。

ザリガニ食の一番の目玉は間違いなくこのデカい頭から背中をバリバリっとはずして出てくる味噌でしょう。ザリガニみそ。

殻を外して、チューチューとしゃぶりつくのがザリガニの正しい食べ方と見ました。これはほんとにカニ味噌みたいでいい感じでした。

しかしザリガニを食べていると手が汚れますね。この料理はジャンバラヤにザリガニが乗っていますが、頼んだ100人中99人がザリガニとジャンバラヤ別々に食べていることでしょう。ザリガニと同時並行でスプーンを使うのは難しい。

今回はザリガニ食うぞ!ってテンションだったので、美味しくいただけましたが、普段の食卓でザリガニために手を汚しながら時間をかけながら食べるかと言われると絶対に食べないな。だからスーパーにザリガニは並ばないんだろう。

強制的にゆっくり食べることになるので、可食部が少なくとも意外とお腹いっぱいになるのが長所か。ダイエッターの味方にはなるかもしれない。

夏の風物詩ということだから、もうIKEAレストランからは姿を消しそうだけれども、この夏食べれてよかったザリガニ。ザリガニジャンバラヤ。ありがとうIKEAさん。

おじーでした。